NEWS (-2010)
2010/12/24 Sylpheed 3.1beta6 (開発版) リリース
Sylpheed 3.1beta6 (3.1beta6-win32) をリリースしました。
- 「アドレス帳から宛先を入力するときメールアドレスのみにする」オプションを追加しました。
- アドレス帳に「宛先/Cc/Bccに追加」メニューを追加しました。
- 迷惑メールの振り分け時に、アカウントごとに適切な迷惑メールフォルダを選択するようにしました。
- オフラインモードにしたときに現在のすべてのネットワークセッションを切断するようにしました。
- 長い間隔のタイムアウトを低優先度で処理するようにしました。
- フォルダを開いたときの挙動と、既読にするタイミングを再調整しました。
- HTMLパーサを修正し、 'a' タグが適切に処理されるようにしました。
- Win32: テキストフォントの設定を起動時に毎回チェックするようにしました(日本語ロケールのみ)。
- 日本語マニュアルを更新しました。
2010/12/09 Sylpheed 3.1beta5 (開発版) リリース
Sylpheed 3.1beta5 (3.1beta5-win32) をリリースしました。
このリリースでは 3.1beta4-win32 のアップデートチェックでクラッシュする重要なバグを修正しています。
- Win32: アップデートチェックでクラッシュする問題を修正しました。
- SMTP AUTH の認証に失敗した際に一時的に入力したパスワードがクリアされないバグを修正しました。
- configure 時に --disable-updatecheck が指定された場合、プラグインのアップデートチェックも無効にするようにしました。
2010/12/08 12/13(月) 18:30 Google API 勉強会開催
12/13(月) 18:30 にGoogle API 勉強会を開催します。
この勉強会では、Sylpheed Pro 2.0で搭載されたスケジューラの Google カレンダー同期機能を題材に、実際に Google API を体験してみようという内容となっています。お気軽にご参加ください。
詳細と申し込みはこちらからお願いします。
2010/12/08 Sylpheed 3.1beta4 (開発版) リリース
Sylpheed 3.1beta4 (3.1beta4-win32) をリリースしました。このリリースでは新機能として、SOCKSプロキシ対応、Windows インストーラの改良、NSISを使用した自動ソフトウェアアップデート機能が含まれます。使い勝手の修正もいくつか行われています。
- 新機能
- SOCKS4/SOCKS5 プロキシ対応を追加しました(アカウントごとのオプション)。
- Win32: 初回起動時に Windows アドレス帳(WAB)の自動インポートを行うようにしました。
- Win32: プログラムとプラグインの自動アップデート機能を実装しました。
- 改良
- POP3サーバ上のメッセージをデフォルトで7日間残すようにしました。
- メッセージ送信用の新しいプラグインAPIを追加しました。
- 「メッセージを開いたとき常に既読にする」オプションを追加しました。これにより以前の動作に戻すことができます。
- Win32: インストーラでインストールするプラグインを選択できるようになりました。
- Win32: アップデート時にインストーラが前回のインストール設定を記憶するようになりました。
- バグ修正
- リモートPOP3メールボックスで認証に失敗した際、一時パスワードがクリアされないバグを修正しました。
- その他の変更
- 日本語マニュアルを更新しました。
- NSIS インストーラのスクリプトファイルを配布物に同梱するようにしました。
2010/11/12 11/13 AM5:00〜11/14 AM0:00 サーバメンテナンスを実施します
11月13日(土) 5:00より14日(日) 0:00までサーバメンテナンスを実施します。
サーバメンテナンスの間、 sraoss.jp のすべてのサービスがご利用できなくなります。 ご不便をおかけしますが、ご理解いただきますようよろしくお願いします。
2010/09/03 OSC 2010 Tokyo/Fall に参加します
9月10,11日に OSC 2010 Tokyo/Fall に参加します。
今回、セミナーは趣向を変えて、「古今東西メールソフト比較」と題して、現在一般的に使われている様々なメールクライアントの比較などを行う予定です。事前登録も行っておりますので、ぜひご参加ください。
2010-09-10 (金) 15:15 古今東西メールソフト比較
現在一般的に使用されているメールソフトを、オープンソースのものから商用のものまで、特長、制限、拡張性、処理速度など様々な観点から解説・比較します。特に検索機能については深く掘り下げる予定です。
2010/08/18 Sylpheed 3.1beta3 (開発版) リリース
Sylpheed 3.1beta3 (3.1beta3-win32) をリリースしました。このリリースには多数の新機能と改良・変更が含まれています。
- 新機能
- アドレス帳でアドレスのドラッグ&ドロップが可能になりました。
- 新しいプラグイン「Attachment Tool プラグイン」が追加されました。このプラグインにより、メッセージ内の添付ファイルを削除することができるようになります。
- MS Outlook Express のメールストア (dbx) がインポートできるようになりました。
- Win32: 初回起動時に MS Outlook Express のメールストアを自動的にインポートできるようになりました。
- その他改良・変更
- CSV アドレス帳インポート時に「別名」属性を選択できるようになりました。
- テンプレートの修正がキャンセルされた場合、確認ダイアログが表示されるようになりました。
- テンプレートの順序を変更できるようになりました。
- 仮想フォルダを移動できるようになりました。
- 「サマリでメッセージを選択したとき常に開く」が改良され、デフォルトで有効になりました。
- 自動的に選択されたメッセージは既読にならないようにしました。
- 複数選択した場合にメッセージビューをクリアしないようにしました。
- "mark_as_read_on_new_window" 設定は隠しオプションになりました。
- フォルダビューのコンテキストメニューの不要な項目を表示しないようにしました。
- 「迷惑メール」特別フォルダを追加しました。フォルダが存在しない場合は自動的に作成されます。
- 迷惑メールフォルダで「迷惑メールを空にする」コンテキストメニューが表示されるようになりました。
- 新しいアカウントオプション「署名を引用の前に入れる (非推奨)」を追加しました。
- 新しいオプション「フォルダを開いたときに現在のアカウントを切り替える」を追加し、デフォルトで有効になりました。
- POP3 受信ダイアログに「すべてキャンセル」ボタンを追加しました。
- POP3 受信ダイアログに現在のセッションで受信するメッセージ数とサイズのみを表示するようにしました(以前に受信済みのメッセージは含まれません)。
- 「ファイル - 名前を付けて保存...」ダイアログでデフォルトのファイル名に拡張子「.eml」を追加しました。
- サマリビューと警告ダイアログ用の新しいプラグイン API を追加しました。
- 英語の Sylpheed FAQ を更新しました。
- バグ修正
- --configdir オプションを使用した場合、受け入れた SSL 証明書が読み込まれないバグを修正しました。
- IMAP4 の応答パーサを修正しました。
- LDIF のパーサを修正しました。
2010/07/16 Sylpheed 3.1beta2 (開発版) リリース
Sylpheed 3.1beta2 (3.1beta2-win32) をリリースしました。
- 新機能
- POP3 での受信時に、新着メッセージがサマリビューに即座に表示されるようになりました (フォルダを切り替える必要がなくなりました)。
- 分割メッセージ(RFC 2046, message/partial)を結合する機能を追加しました(ツール - 分割メッセージを結合)。
- 左右の矢印キーでフォルダビュー上で上に移動/ツリーを閉じる/展開することができるようになりました。
- その他改良・変更
- インライン画像表示設定がオフのときは添付タブでも画像を表示しないようにしました。
- IMAP/News サーバへの接続に失敗した場合はエラーダイアログを表示するようにしました。
- メニュー項目「マーク/マーク」「マーク/マーク解除」を分かりやすさのため「マーク/フラグを付ける」「マーク/フラグを外す」に変更しました。
- 自動チェックの間隔の上限を1000分に変更しました。
- ユーザーエージェント文字列とサマリビューのための新しいプラグイン API を追加しました。
- 英語 FAQ とマニュアルのソースファイルを追加しました。
- バグ修正
- <account-id> 隠しフィルタ条件が実際に動作するようになりました。
- 位置が固定されたウィンドウ(メインウィンドウ、メッセージ作成ウィンドウなど)が常に画面内に表示されるようになりました。これにより、マルチモニタとシングルモニタの切り替え時に、ウィンドウが画面外に表示されてしまうことが防止されます。
- 受信メールの処理中に POP3 セッションをキャンセルした場合クラッシュする問題を修正しました。
- Win32: 同梱の libpng ライブラリを 1.2.44 にアップデートしました (セキュリティの修正)。
- Win32: 同梱の libtiff ライブラリを 3.9.4 にアップデートしました。
2010/07/08 Sylpheed 3.0.3 (安定版) のソースパッケージ差し替え
Sylpheed 3.0.3 のソースパッケージを差し替えました。
英語版 FAQ のソースファイル(XML 形式)と GFDL 1.2 テキストファイルを追加しています。ソースコード自体には変更はありません。
2010/06/29 Sylpheed 3.0.3 (安定版) リリース (セキュリティリリース)
Sylpheed 3.0.3 (3.0.3-win32) をリリースしました。
このリリースでは Windows 版に同梱している画像ライブラリ libpng と libtiff をそれぞれ libpng 1.2.44 と libtiff 3.9.4 にアップデートしました。これにより、いくつかのセキュリティの問題が修正されています。 Windows 版をお使いの方はすみやかにアップデートすることを推奨します。
3.1beta1 を使用中もしくは旧バージョンを使用中の場合は、 sylpheed-win32-imglibs-fix2.zip 内の libpng13.dll と libtiff3.dll を既存のファイルに上書きコピーしてください。
詳細については libpng の Web サイト、libtiff の Web サイト を参照してください。
3.0.2 からの変更点
- アップデートチェック時に内部バージョンと同時に表示用のバージョンも表示できるようになりました。
- メッセージ作成ウィンドウの添付ファイルのコンテキストメニューに「開く」メニューを追加しました。これにより、送信前に添付ファイルを開くことができます。
- 英語版の Sylpheed FAQ を更新しました。
- プラグインをユーザプラグインディレクトリからも読み込むようになりました。
- Unix: デフォルトの Web ブラウザコマンドを xdg-open に変更し、古いコマンドを削除しました。
- Unix: アクション機能で IMAP メッセージに対して %f を使用した場合クラッシュする問題を修正しました。
- アカウントが存在しないときにトレイアイコンメニューの「現在のアカウントから受信」をクリックするとクラッシュする問題を修正しました。
- 64-bit アーキテクチャで LDAP を使用したときにクラッシュする問題を修正しました(Debian BTS #463366)。
- GTK+ の警告をいくつか除去しました。
- 冗長なデバッグ、エラーメッセージを除去しました。
- インポートした mbox ファイルもしくは振り分けられた送信メッセージに MIME フラグがセットされないバグを修正しました。
- 受信メールの処理中に POP3 セッションをキャンセルした場合クラッシュする問題を修正しました。
- Win32: 同梱の libpng ライブラリを 1.2.44 にアップデートしました (セキュリティの修正)。
- Win32: 同梱の libtiff ライブラリを 3.9.4 にアップデートしました (セキュリティの修正)。
2010/06/15 Sylpheed 3.1beta1 (開発版) リリース
Sylpheed 3.1beta1 (3.1beta1-win32) をリリースしました。
- 新機能
- フルオートアドレス補完機能を実装しました。設定で以前の動作(Tab キーで補完開始)にすることもできます。
- フィルタリングのデバッグログ出力を追加しました。
- アップデートチェック時に内部バージョンと同時に表示用のバージョンも表示できるようになりました。
- アップデートチェックとフォルダビュー用のプラグイン API を追加しました。
- 新規オプション '--instance-id <ID>' を追加しました。これにより、ユーザが複数の Sylpheed のインスタンスを起動できるようになります。
- メッセージ作成ウィンドウの添付ファイルのコンテキストメニューに「開く」メニューを追加しました。これにより、送信前に添付ファイルを開くことができます。
- その他改良
- 英語版の Sylpheed FAQ を更新しました。
- プラグインをユーザプラグインディレクトリからも読み込むようになりました。
- Unix: デフォルトの Web ブラウザコマンドを xdg-open に変更し、古いコマンドを削除しました。
- バグ修正
- Unix: アクション機能で IMAP メッセージに対して %f を使用した場合クラッシュする問題を修正しました。
- アカウントが存在しないときにトレイアイコンメニューの「現在のアカウントから受信」をクリックするとクラッシュする問題を修正しました。
- 64-bit アーキテクチャで LDAP を使用したときにクラッシュする問題を修正しました(Debian BTS #463366)。
- GTK+ の警告をいくつか除去しました。
- 冗長なデバッグ、エラーメッセージを除去しました。
- インポートした mbox ファイルもしくは振り分けられた送信メッセージに MIME フラグがセットされないバグを修正しました。
2010/04/02 Sylpheed 3.0.2 (安定版) リリース (セキュリティリリース)
Sylpheed 3.0.2 (3.0.2-win32) をリリースしました。
このリリースでは、 Windows 版に同梱している OpenSSL ライブラリを 0.9.8n にアップデートしました。 Windows 版で SSL 接続を利用している方はすみやかにアップデートすることを推奨します。
なお、 OpenSSL のみアップデートしたい場合は、 openssl-0.9.8n-win32-bin.zip 内のファイルをインストール先に上書きコピーしてください。
3.0.1からの変更点
- GTK+ 2.12 以降を使用している場合、フォルダを選択するとランダムにスクロールする問題を修正しました。
- 新規アカウント作成後に設定ファイルが更新されない問題を修正しました。
- IMAP または News アカウント名を変更したときにフォルダ設定ファイルが更新されない問題を修正しました。
- Win32: OpenSSL を 0.9.8n に更新しました (セキュリティの修正)。
2010/03/17 Sylpheed 3.0.1 (安定版) リリース (セキュリティリリース)
Sylpheed 3.0.1 (3.0.1-win32) をリリースしました。
このリリースでは Windows 版に同梱している画像ライブラリ libpng と libtiff をそれぞれ libpng 1.2.43 と libtiff 3.9.2 にアップデートしました。これにより、多数のセキュリティの問題が修正されています。 Windows 版をお使いの方はすみやかにアップデートすることを推奨します。
旧バージョンを引き続き使用したい場合は、 sylpheed-win32-imglibs-fix.zip 内の libpng13.dll と libtiff3.dll を既存のファイルに上書きコピーしてください。
libpng の脆弱性の詳細についてはlibpng の Web サイト, CVE-2009-1932, CVE-2009-2042, CVE-2010-0205 を参照してください。 libtiff の脆弱性の詳細はlibtiff の Web サイト, CVE-2008-2327, CVE-2009-2285, CVE-2009-2347 を参照してください。
その他の変更点
- ダイアログのスペルミスを修正しました。
- 日本語マニュアルを更新しました。
2010/03/11 プラグイン情報ページ追加
プラグイン情報のページを追加しました。
2010/03/01 OSC 2010 Tokyo/Spring セミナー発表資料公開
OSC 2010 Tokyo/Spring で行ったセミナー「最新版オープンソースメールソフト Sylpheed 3.0 徹底解説 〜マルチスレッド対応とプラグイン機能による Sylpheed の未来〜」の発表資料(PDF)を公開しました。
2010/02/24 Sylpheed 3.0 (安定版) リリース
最新安定版 Sylpheed 3.0 (3.0-win32) をリリースしました。
このリリースは2.0のリリースから5年ぶりのメジャーアップデートとなります。 Sylpheed 3.0 では、マルチスレッド、プラグイン機構、改良されたアドレス帳、新しいセットアップダイアログ、性能の向上、その他様々な改良が行われました。
Sylpheed の改良に貢献してくださったすべての方に感謝します。
2.7.1からの変更点
- 新機能
- マルチスレッドに対応しました。サーバへの接続、IMAP4 プロトコルの通信、クエリ検索、外部コマンドの実行などが別スレッドで動作するようになりました。これにより、ユーザの操作が不能になる場面が少なくなりました。
- 送信時に新しい宛先を自動的にアドレス帳に登録する機能を追加しました。
- 新しいフィルタのマッチ条件「アドレス帳にある」を追加しました。これは振り分け、クエリ検索、クイック検索で使うことができます。
- アドレス帳が各カラムでソートできるようになりました。
- アドレス帳の検索機能を追加しました。
- 初回起動時のセットアップダイアログがユーザーに分かりやすくなりました。
- 新しいアカウントセットアップダイアログを実装しました。簡易 Gmail セットアップにも対応しています。
- サーバ SSL 証明書の検証に失敗した場合、証明書の SHA1/MD5 フィンガープリントと有効期間を表示するようにしました。
- メッセージ作成ウィンドウに開封確認を要求するメニュー項目を追加しました。
- カラーラベルの文字列をカスタマイズする機能を追加しました。
- 返信時に宛先のメールアドレスのみを指定するオプションを追加しました。
- 改良
- サマリキャッシュをその場で更新するようにしました(受信/移動/コピー/削除時)。これにより、多数の新着メッセージがあるフォルダを開く場合の性能が向上しました。
- アドレス帳のユーザインタフェースを新しい API (GtkTreeView)で書き直しました。これにより、旧バージョンでの不具合が改善されました。
- プラグインライブラリに新しい API を追加しました。
- フォルダのスキャン中に進捗を表示するようにしました。
- フォルダビューのメッセージ数カラムの表示・非表示を各カラムごとに設定できるようになりました。
- クイック検索のオプションに「最近1週間」を追加しました。
- クイック検索の横にマッチしたメッセージ数を表示するようにしました。
- クイック検索の入力欄にフォーカスが当たっていない場合は説明を表示するようにしました。
- SSL 証明書が期限切れの場合は常に警告ダイアログを表示するようにしました。
- IMAP フォルダにメッセージを追加するとき、 Date ヘッダを元に受信日時の情報を追加するようにしました(主に Gmail のための対応)。
- カラーラベルが IMAP サーバ上に保存されるようになりました(Thunderbird と一部互換)。
- 草稿メッセージの自動整形設定が保持されるようになりました。
- 草稿メッセージのスペルチェックと PGP の設定が保持されるようになりました。
- 「アドレスの自動補完を有効にする」設定を追加しました。
- アップデートチェック(curl コマンド)のタイムアウトを10秒に設定しました。
- バグ修正
- ダイアログが操作不能になるのを防ぐため、モーダルダイアログが存在するか、または受信中の場合は、アップデートチェックダイアログを表示しないようにしました。
- フォルダ選択ダイアログのボタンの順序を修正しました。
- Win32: メッセージ作成ウィンドウのウィンドウを閉じるときの確認ダイアログのボタンの順序を修正しました。
- zemberek 対応 enchant によって引き起こされるクラッシュへの対策を行いました(enchant が 1.4.2 以上の場合 dbus-glib-1 が必要)。
- INT_MAX を超える UID をもつ IMAP キャッシュが削除されないバグを修正しました。
- 降順でソートされたフォルダを開くときにビープ音が鳴る問題を修正しました(GTK+ 2.12 以降で発生)。
- アドレス補完を修正しました。
- Win32: GnuPG が正しく検出されない問題を修正しました。また、 Sylpheed フォルダに配置された gpg.exe を認識できるようになりました。
- Win32: フォルダを作成するときに、一つのフォルダを異なる大小文字の名前で参照できないようにしました。
- その他バグ修正を行いました。
- その他
- 同梱の Sylpheed FAQ (英語)を更新しました。
- 日本語マニュアルを更新しました。
- メッセージカタログを更新しました。
- フォルダアイコンが新しくなりました。
- Win32: 48x48(32bpp) のアイコンを追加しました。
- Win32: OpenSSL を 0.9.8l にアップデートしました。
- Win32: GPGME ライブラリを 1.1.8 に更新しました。
- Win32: インストーラの実行ファイルのマニフェストに requestedExecutionLevel 属性を追加しました。
- アップデートチェック機能を無効にする configure オプション '--disable-updatecheck' を追加しました。
- automake が 1.11 以上のときは configure オプション '--enable-silent-rules' が有効になるようにしました。
3.0rcからの変更点
- メッセージカタログを更新しました。
- メッセージの送受信で STARTTLS を使用していて、「SSL 証明書を検証できません」ダイアログが表示された場合にフリーズする問題を修正しました。
2010/02/19 Sylpheed 3.0rc (リリース候補) リリース
Sylpheed 3.0rc (3.0rc-win32) をリリースしました。
- 日本語マニュアルを更新しました。
- 「アドレスの自動補完を有効にする」設定を追加しました。
- アップデートチェック(curl コマンド)タイムアウトを10秒に設定しました。
- OpenSSL を無効にした場合のコンパイルエラーを修正しました。
- Win32: フォルダを作成するときに、一つのフォルダを異なる大小文字の名前で参照できないようにしました。
- 細かいバグ修正を行いました。
2010/02/18 OSC 2010 Tokyo/Spring
2月26,27日に OSC 2010 Tokyo/Spring に参加します。24日リリース予定の Sylpheed 3.0 の紹介などを行います。
26日の16:15から、「最新版オープンソースメールソフト Sylpheed 3.0 徹底解説 〜マルチスレッド対応とプラグイン機能による Sylpheed の未来〜」というタイトルで Sylpheed 3.0 を解説するセミナーを行います。ぜひご参加ください。
2010/02/12 Sylpheed 3.0beta8 (開発版) リリース
Sylpheed 3.0beta8 (3.0beta8-win32) をリリースしました。
- 新しいフィルタのマッチ条件「アドレス帳にある」を追加しました。これは振り分け、クエリ検索、クイック検索で使うことができます。
- 新しいアカウントセットアップダイアログを実装しました。簡易 Gmail セットアップにも対応しています。
- アドレス補完を修正しました。
- 草稿メッセージのスペルチェックと PGP の設定が保持されるようになりました。
- GnuPG が利用不可の状態で PGP 署名を検証しようとした場合にクラッシュする問題を修正しました。
2010/01/29 Sylpheed 3.0beta7 (開発版) リリース
Sylpheed 3.0beta7 (3.0beta7-win32) をリリースしました。
- 送信時に新しい宛先を自動的にアドレス帳に登録する機能を追加しました。
- カラーラベルが IMAP サーバ上に保存されるようになりました(Thunderbird と一部互換)
- 草稿メッセージの自動整形設定が保持されるようになりました。
- 降順でソートされたフォルダを開くときにビープ音が鳴る問題を修正しました。
- メッセージ作成ウィンドウの新しいプラグイン API を追加しました。
- Win32: GPGME ライブラリを更新しました。
- Win32: GnuPG が正しく検出されない問題を修正しました。また、 Sylpheed フォルダに配置された gpg.exe を認識できるようになりました。
2010/01/14 Sylpheed 3.0beta6 (開発版) リリース
Sylpheed 3.0beta6 (3.0beta6-win32) をリリースしました。
- IMAP のキャッシュが誤って削除されてしまうバグを修正しました。
- コピーライトの年表記を更新しました。
2010/01/13 Sylpheed 3.0beta5 (開発版) リリース
Sylpheed 3.0beta5 (3.0beta5-win32) をリリースしました。
- カラーラベルの文字列をカスタマイズする機能を追加しました。
- 返信時に宛先のメールアドレスのみを指定するオプションを追加しました。
- IMAP フォルダにメッセージを追加するとき、 Date ヘッダを元に受信日時の情報を追加するようにしました(主に Gmail のための対応)。
- アップデートチェック機能を無効にする configure オプション '--disable-updatecheck' を追加しました。
- automake が 1.11 以上のときは configure オプション '--enable-silent-rules' が有効になるようにしました。
- zemberek 対応 enchant によって引き起こされるクラッシュへの対策を行いました(enchant が 1.4.2 以上の場合 dbus-glib-1 が必要)。
- リモート IPC コマンドを実行したときにフリーズするバグを修正しました。
- INT_MAX を超える UID をもつ IMAP キャッシュが削除されないバグを修正しました。
2009/12/17 Sylpheed 3.0beta4 (開発版) リリース
Sylpheed 3.0beta4 (3.0beta4-win32) をリリースしました。
- フォルダアイコンが新しくなりました。
- 初回起動時のセットアップダイアログがユーザーフレンドリーになりました。
- クイック検索のオプションに「最近1週間」を追加しました。
- クイック検索の横にマッチしたメッセージ数を表示するようにしました。
- クイック検索の入力欄にフォーカスが当たっていない場合は説明を表示するようにしました。
- SSL 証明書が期限切れの場合は常に警告ダイアログを表示するようにしました。
- メッセージ作成ウィンドウに開封確認を要求するメニュー項目を追加しました。
- ダイアログが操作不能になるのを防ぐため、モーダルダイアログが存在するか、または受信中の場合は、アップデートチェックダイアログを表示しないようにしました。
- フォルダ選択ダイアログのボタンの順序を修正しました。
- Win32: メッセージ作成ウィンドウのウィンドウを閉じるときの確認ダイアログのボタンの順序を修正しました。
2009/11/27 Sylpheed 3.0beta3 (開発版) リリース
Sylpheed 3.0beta3 (3.0beta3-win32) をリリースしました。
- サーバ SSL 証明書の検証に失敗した場合、証明書の SHA1/MD5 フィンガープリントと有効期間を表示するようにしました。
- アドレス帳が各カラムでソートできるようになりました。
- アドレス帳の検索機能を追加しました。
- フォルダビューのメッセージ数カラムの表示・非表示を各カラムごとに設定できるようになりました。
- ソケット接続のエラーチェックを厳密にしました。
- Win32: OpenSSL を 0.9.8l にアップデートしました。
- Win32: インストーラのマニフェストに requestedExecutionLevel 属性を追加しました。
2009/11/16 Sylpheed 3.0beta2 (開発版) リリース
Sylpheed 3.0beta2 (3.0beta2-win32) をリリースしました。
このリリースではマルチスレッドに関する多くの重要なバグを修正しているため、 3.0beta1 の使用者はこのバージョンにアップグレードすることを強く推奨します。
- マルチスレッドに関する多くの重要なバグを修正しました。
- IMAP フォルダ上で意図せずドラッグが開始される問題を修正しました。
- ライブラリのリンクの問題を回避するため、 libtool バージョンを増加させました。
- プラグインライブラリに新しい API を追加しました。
- Win32: 48x48(32bpp) のアイコンを追加しました。
2009/10/29 OSC 2009 Tokyo/Fall
10/30,31日の OSC 2009 Tokyo/Fall に参加します。
Sylpheed / Sylpheed Proのデモや、開発中の新バージョンの紹介などを行う予定です。
2009/10/29 Sylpheed 3.0beta1 (開発版) リリース
Sylpheed 3.0beta1 (3.0beta1-win32) をリリースしました。
- マルチスレッドに対応しました。これにより、ユーザの操作が不能になる場面が少なくなりました。
(--disable-threads configure オプションで無効にできます) - Win32: ユーザインタフェースのブロックを防ぐため、ネットワーク接続を別スレッドで処理するようにしました。
- フィルタ時の外部コマンドの実行(bsfilter 等)でユーザインタフェースがブロックしないようになりました。
- ユーザインタフェースのブロックを防ぐため、IMAP プロトコル通信の多くの部分を別スレッドで処理するようにしました。
- クエリ検索を別スレッドで実行するようにしました。
- LibSylph が(ほとんど)スレッドセーフになりました。
- サマリキャッシュをその場で更新するようにしました(受信/移動/コピー/削除時)。これにより、多数の新着メッセージがあるフォルダを開く場合の性能が向上しました。
- フォルダのスキャン中に進捗を表示するようにしました。
- アドレス帳のユーザインタフェースを新しい API (GtkTreeView)で書き直しました。これにより、旧バージョンでの不具合が改善されました。
- 同梱の Sylpheed FAQ (英語)を更新しました。
- いくつかバグ修正を行いました。
2009/10/27 11/14 AM6:00 - 11/15 AM6:00 サーバメンテナンスのお知らせ
11月14日(土) 午前6時より15日(日) 午前6時までサーバメンテナンスを実施します。 サーバメンテナンスの間は sraoss.jp のすべてのサービスが利用できなくなります。 ご不便をおかけしますが、ご理解いただきますようよろしくお願いします。
2009/09/09 Sylph-Searcher 1.2.0 リリース
Sylph-Searcher 1.2.0をリリースしました。
1.2.0beta1からの変更点
- win32: 同梱の MeCab を優先して使用するようにしました。
- win32: 同梱の DB 起動・終了バッチファイルを修正しました。
- win32: 同梱の LibSylph を 1.1.0 に更新しました。
- win32: 同梱の PostgreSQL を自前でビルドしたものに差し替え、サイズが減少しました。また、バージョンを 8.3.7 に更新しました。
- function.sql が不要になりました。
2009/09/04 Sylph-Searcher 1.2.0beta1 リリース
Sylph-Searcher 1.2.0beta1をリリースしました(ソースのみ)。
1.1.1からの変更点
- sylph-searcher: フレーズ検索機能を追加しました。
(本文キーワードに "日本語のフレーズ" のように二重引用符でくくった部分がフレーズとして検索されます。) - sylph-searcher: To と同時に Cc も検索されるようになりました。
- sylph-searcher: 検索条件としてフォルダと添付つきかどうかを指定できるようになりました(過去のメールを添付つきかどうかで検索するにはインデックスの再作成が必要です)。
- sylph-searcher: ツールチップを追加しました。
- syldbimport: DB からフォルダを再帰的に削除する '--delete' オプションを追加しました。
- msginfo テーブルに 'attach_num' カラムが存在しない場合は新しく追加するようにしました。
- 日本語対応が必要ない場合は Sylph-Searcher を MeCab なしでビルドできるようになりました(--disable-mecab)。
2009/08/13 Sylpheed 2.7.1 (安定版) リリース
Sylpheed 2.7.1 (2.7.1-win32) 安定版をリリースしました。
2.7.0からの変更点
- .eml ファイルをインポート・エクスポートする機能を追加しました。
- インポート・エクスポートの際に進捗が表示されるようになりました。
- プラグインフォルダが存在しない場合に警告が出ないようにしました。
- Content-Type ヘッダに含まれるコメントを処理するようにしました。
- メッセージの移動時に発行されるシグナルの順序を変更しました。
- sylpheed.spec ファイルを修正しました。
2009/07/21 Sylpheed 2.7.0 (安定版) リリース
Sylpheed 2.7.0 (2.7.0-win32) 安定版をリリースしました。
2.7.0では試験的なプラグイン機構の追加、アップデート機能の追加、信頼性の向上、Windows インストーラの改良、バグ修正などが行われました。
2.6.0からの変更点
- プラグイン機構を実装しました(現在は試験的実装です。詳細は PLUGIN.ja.txt を参照してください)。
- LibSylph (内部用バージョン)を共有ライブラリとしてビルドするようにしました。
- アップデートチェック機能を実装しました(curl コマンドが必要、Windows インストーラ版は同梱済)。
- 設定ファイルの書き込み後に fsync() を呼ぶようにしました。
- 送信待ちフォルダのコンテキストメニューでは「すべて読んだことにする」の代わりに「送信待機中のメッセージを送信」を表示するようにしました。
- spam フィルタのデフォルトのコマンドラインオプションを変更しました。
- Win32: ファイル I/O 性能の向上のため、ハードリンクが利用可能な場合(NTFS の場合)は使用するようにしました。
- Win32: インストーラに bsfilter を同梱しました。以前から別の場所に bsfilter をインストールして使用していた場合、データベースファイルの場所が変わる場合があるので注意してください。
- Win32: Sylpheed が起動中の場合はインストール・アンインストールを中断するようにしました。
- Win32: スタートメニューの登録が全ユーザに反映されるようにしました。
- Win32: インストール完了後にインストーラから Sylpheed を起動できないようにしました(Vista 対策)。
- アドレス帳の CSV インポートでクラッシュする可能性のあるバグを修正しました。
- その他バグ修正を行いました。
2009/07/09 SRA OSS、メールの高速全文検索ソフトウェア Sylpheed Pro の販売を開始
Sylpheed に高速全文検索機能などを付加した Sylpheed Pro の販売が SRA OSS, Inc. 日本支社により開始されました。
Sylpheed Pro はメールの本文の高速な全文検索や、 MS Office や PDF などの添付ファイルの内容の検索や閲覧が可能です。
詳細は Sylpheed Pro のページ、プレスリリースを参照ください。
なお、 Sylpheed Pro の DLL 部分のソースコードは Sylph-Searcher と同様のライセンス(BSDL)にて公開しています。
2009/07/08 オープンソースカンファレンス2009 Kansai
7/10(金)、7/11(土)に京都で開催される「オープンソースカンファレンス2009 Kansai」にて、Sylpheed に関する展示とセミナーを行います。
2009-07-11(土) 11:15-12:00 メールの全文検索で業務の効率をアップ!OSSメールクライアント Sylpheed を活用した全文検索ソリューションのご紹介
セミナーはまだ事前受付を行っていますので、ぜひご参加ください。
2009/02/17 OSC 2009 Tokyo/Spring
2/20、21に開催されるオープンソースカンファレンス 2009 Tokyo/Springで、SRA OSS のブースで Sylpheed, Sylph-Searcher を出展します。
20日(金) 16:15 から Sylpheed, LibSylph, Sylph-Searcher のセミナーも行いますので、ぜひご参加ください(事前登録も受け付けています)。
2009/01/19 Sylph-Searcher 1.1.1 リリース
Sylph-Searcher 1.1.1をリリースしました。今回から全コンポーネントを同梱した Windows インストーラ版が追加されました。
1.1.0からの変更点
- Windows インストーラ版を追加しました。
- sylph-searcher: 初回起動時にデフォルトのデータベース名 'sylph' がセットされるようにしました。
- sylph-searcher: win32: デフォルトのポートとして 25432 を使用するようにしました。
- sylph-searcher: ダイアログがウィンドウの上に表示されない問題を修正しました。
- --debug オプションが他のオプションと共用できるようにコマンドラインオプションのパーサを修正しました。
2008/12/19 Sylpheed 2.6.0 (安定版) リリース
Sylpheed 2.6.0 (2.6.0-win32) 安定版をリリースしました。
2.6.0ではいくつかの新機能の追加と改良、信頼性の向上、バグ修正などが行われました。
2.5.0からの変更点
- 新機能
- POP3 サーバ上のメッセージを直接表示・ダウンロード・削除できる、 POP3 リモートメールボックス機能を追加しました。
- 設定ファイルのバックアップを4世代にわたって保存するようにしました。
- 改良
- Enchant (GtkSpell 2.0.13 で使用)に対応しました。
- フィルタルールを自動作成するとき、対象のヘッダの内容をデフォルトのフィルタ名として使用するようにしました。
- 日本語マニュアルを更新しました。
- フォルダ選択ダイアログでは、フォルダビュー上で展開されているフォルダのみを展開するようにしました。
- フォルダ選択ダイアログで選択すべきではないフォルダを選択不可にしました。
- Unix: ローカル mbox から取り込むとき、新着メッセージのみカウントするようにしました。
- Unix: SIGHUP/SIGINT/SIGTERM/SIGQUIT シグナルを処理するようにしました。
- Win32: デバッグモード時でもシステムのシャットダウンイベントを処理するようにしました。
- 修正
- IMAP4 のパーサを修正しました。
- configure スクリプト実行時に出力される --datarootdir に関する警告を除去しました。
- メッセージの差出人をアドレス帳に追加した場合、アドレス帳ウィンドウが更新されなかったバグを修正しました。
- 添付ファイル名に生 JIS が使用された場合に対処しました(具体的には Eudora)。
- GTK+ 2.14.x 使用時のコンパイルエラーを修正しました。
- ビルドに関する修正を行いました。
- その他バグ修正を行いました。
2.6.0rcからの変更点
- 添付ファイル名に生 JIS が使用された場合に対処しました(具体的には Eudora)。
- ビルドに関する修正を行いました。
2008/12/01 Sylpheed 2.6.0rc (開発版、リリース候補) リリース
Sylpheed 2.6.0rc (2.6.0rc-win32) をリリースしました。
2.6.0正式版は12月中にリリースする予定です。
- 設定ファイルのバックアップを4世代にわたって保存するようにしました。
- ローカル mbox から取り込むとき、新着メッセージのみカウントするようにしました。
- フォルダ選択ダイアログでは、フォルダビュー上で展開されているフォルダのみを展開するようにしました。
- メッセージの差出人をアドレス帳に追加した場合、アドレス帳ウィンドウが更新されなかったバグを修正しました。
- GTK+ 2.14.x でのコンパイルエラーを修正しました。
- いくつかのバグを修正しました。
- Win32: 日本語マニュアルを更新しました。
2008/11/17 Sylpheed 2.6.0beta2 (開発版) リリース
Sylpheed 2.6.0beta2 (2.6.0beta2-win32) をリリースしました。
- リモート POP3 メールボックスウィンドウにメニューを追加しました。
- リモート POP3 メールボックスのメッセージ一覧のソートを修正しました。
- ツールバーにリモート POP3 メールボックスボタンを追加しました。
- 日本語マニュアルを更新しました。
- configure 時に出力される --datarootdir に関する警告を除去しました。
2008/11/07 Sylph-Searcher 1.1.0 リリース
Sylph-Searcher 1.1.0をリリースしました。
1.0.0からの変更点
- PostgreSQL 8.3 に対応しました。
- create.sql: 日付にインデックスを張るようにしました。
- syldbimport: base64 でエンコードされた行が本文に現われた場合は登録をスキップするようにしました。
- syldbimport: --exclude オプションを追加しました。
- sylph-searcher: win32: --debug オプションが指定された場合のみコンソールウィンドウを表示するようにしました。
- ヘルプメッセージをより分かりやすくしました。
2008/10/31 11/15 6:00 - 17:00 サーバメンテナンスのお知らせ
11月15日(土) 6時〜17時までの間サーバメンテナンスを実施します。 サーバメンテナンスの間は sraoss.jp のすべてのサービスが利用できなくなります。 ご不便をおかけしますが、よろしくお願いします。
2008/09/29 Sylpheed 2.6.0beta1 (開発版) リリース
Sylpheed 2.6.0beta1 (2.6.0beta1-win32) をリリースしました。
- POP3サーバ上のメッセージを直接表示・ダウンロード・削除できる、リモートPOP3メールボックス機能を追加しました。
- Enchant (GtkSpell 2.0.13 で使用)に対応しました。
- フィルタルールを自動作成するとき、対象のヘッダの内容をデフォルトのフィルタ名として使用するようにしました。
- 進行状況ダイアログに進行状況カラムを追加しました。
- IMAP4のパーサを修正しました。
- Unix: SIGHUP/SIGINT/SIGTERM/SIGQUIT シグナルを処理するようにしました。
- Win32: デバッグモードでもシステムのシャットダウンイベントを処理するようにしました。
2008/06/17 Sylpheed 2.5.0 (安定版) リリース
Sylpheed 2.5.0 (2.5.0-win32) 正式版をリリースしました。
2.5.0ではいくつかの新機能の追加と改良が行われました。安定性も向上しています。
2.4.8からの変更点
- 新機能
- 縦3ペインビューモードを追加しました。
- SSLピア証明書を保存する機能を追加しました。
- 「HTMLのみのメッセージを添付として扱う」オプションを追加しました。
- 添付ファイル忘れ防止機能を追加しました。
- 送信前に宛先を確認する機能を追加しました。
- 改良
- 送信済み/草稿/送信待ちフォルダではクイック検索でTo:ヘッダも検索するようにしました。
- 「編集/クイック検索」メニューを追加しました。
- アカウント設定ダイアログで、設定適用時にアドレスとサーバ入力欄の空白を自動的に削除するようにしました。
- メッセージ作成ウィンドウの最大化状態を記憶するようにしました。
- 「次へ/前へ」のキーボード操作でフォーカスをテキストビューからサマリビューに移さないようにしました。
- PGP署名/暗号化に失敗した場合はエラーダイアログを表示するようにしました。
- 修正
- 接続が即座に拒否された場合にビジーループ状態になるバグを修正しました。
- 引用の記号の説明ダイアログを閉じるボタンで閉じた後二度と表示されなくなるバグを修正しました。
- クイック検索で絞り込んだ状態のとき新着・未読ステータス表示が更新されなかったのを修正しました。
- configure スクリプト実行の際、 Win32 プラットフォーム以外では windres コマンドを有効にしないようにしました。
- アドレス補完を修正しました。
- Win32: --attach オプションを修正しました。
- sylpheed.desktopファイルを修正しました。
- クラッシュバグを修正しました。
- コメント付きの Content-Transfer-Encoding ヘッダに対応しました。
- 末尾が '.utf8' の UTF-8 ロケール文字列に対応しました。
- テンプレート本文の 8KB 制限をなくしました。
2008/06/06 Sylpheed 2.5.0rc2 (開発版 / リリース候補) リリース
Sylpheed 2.5.0rc2 (2.5.0rc2-win32) をリリースしました。
- クラッシュバグを修正しました。
- コメント付きの Content-Transfer-Encoding ヘッダに対応しました。
- 末尾が '.utf8' の UTF-8 ロケール文字列に対応しました。
- テンプレート本文の 8KB 制限をなくしました。
2008/05/19 Sylpheed 2.5.0rc (開発版 / リリース候補) リリース
Sylpheed 2.5.0rc (2.5.0rc-win32) をリリースしました。
- メッセージ作成ウィンドウの最大化状態を記憶するようにしました。
- 「次へ/前へ」のキーボード操作でフォーカスをテキストビューからサマリビューに移さないようにしました。
- PGP署名/暗号化に失敗した場合はエラーダイアログを表示するようにしました。
- sylpheed.desktopファイルを修正しました。
2008/04/25 Sylpheed 2.5.0beta3 (開発版) リリース
Sylpheed 2.5.0beta3 (2.5.0beta3-win32) をリリースしました。
- 添付忘れを通知するときに引用行は除外するようにしました。
- 宛先確認で除外するアドレス/ドメインのオプションを追加しました。
2008/04/14 Sylpheed 2.5.0beta2 (開発版) リリース
Sylpheed 2.5.0beta2 (2.5.0beta2-win32) をリリースしました。
- 添付ファイル忘れ防止機能を追加しました。
- 送信前に宛先を確認する機能を追加しました。
- 送信済み/草稿/送信待ちフォルダではクイック検索でTo:ヘッダも検索するようにしました。
- 「編集/クイック検索」メニューを追加しました。
- アカウント設定ダイアログで、設定適用時にアドレスとサーバ入力欄の空白を自動的に削除するようにしました。
- アドレス補完を修正しました。
- GTK+ <= 2.8 でコンパイルに失敗するのを修正しました。
- Win32: --attach オプションを修正しました。
2008/02/29 Sylpheed 2.5.0beta1 (開発版) リリース
Sylpheed 2.5.0beta1 (2.5.0beta1-win32) をリリースしました。
- 縦3ペインビューモードを追加しました。
- SSLピア証明書を保存する機能を追加しました。
- 「HTMLのみのメッセージを添付として扱う」オプションを追加しました。
- 接続が即座に拒否された場合にビジーループ状態になるバグを修正しました。
- 引用の記号の説明ダイアログを閉じるボタンで閉じた後二度と表示されなくなるバグを修正しました。
- クイック検索で絞り込んだ状態のとき新着・未読ステータス表示が更新されなかったのを修正しました。
- Win32プラットフォーム以外では windres コマンドを有効にしないようにしました。
2008/02/25 LibSylph 1.1.0 (安定版) リリース
LibSylph 1.1.0 をリリースしました。
このリリースでは Sylpheed trunk からバグ修正と小規模な機能追加がマージされています。
1.0.0からの変更点
- procmime_parse_mime_parameter(): MIME パラメータの名前と値の間の等号の周囲の空白を許容するようにしました。
- procmime_scan_multipart_message(): 最大再帰レベルが増加しました。
- conv_encode_header(): いくつかバグ修正。
- my_memmem(): バッファオーバーランを修正しました。
- pop.c: 不正な APOP タイムスタンプをチェックするようにしました(CVE-2007-1558)。
- socket.c: 接続が即座に切断された場合ビジーループを起こすバグを修正しました。
- procmime_get_encoding_for_str(), extract_parenthesis_with_escape(), extract_quote_with_escape(), strsplit_csv(), uriencode_for_mailto(): 新規関数を追加しました。
2007/12/24 Sylpheed 2.4.8 (安定版) リリース
Sylpheed 2.4.8 (2.4.8-win32) をリリースしました。
- MIMEヘッダのエンコード方法を MB_CUR_MAX ではなく送信エンコーディングから決定するようにしました。
- LDAP検索のメモリリークと警告を修正しました。
- GTK 2.12使用時にメッセージが1通しかないフォルダでビープ音が鳴るのを修正しました。
- Win32: 一部のTIFFファイルを表示しようとした場合にクラッシュするのを修正しました。
- Win32: システムのシャットダウン時に設定を自動的に保存するようにしました。
2007/10/04 Sylpheed 2.4.7 (安定版) リリース
Sylpheed 2.4.7 (2.4.7-win32) をリリースしました。
- 全般の設定の「サマリの表示項目を設定...」ボタンが常に送信フォルダの設定を表示していたバグを修正しました。
- ビューの分離状態が変更されたときに以前のフォーカスを維持するようにしました。
- 十分な幅がない場合にステータスラベルを自動的にリサイズするようにしました。
- 仮想フォルダが正しくソートされないバグを修正しました。
- ASCII包装形式のPGP暗号化を使用しようとするとクラッシュする問題を修正しました。
- 大部分のコンパイラの警告を除去しました。
2007/09/19 Sylpheed 2.4.6 (安定版) リリース
Sylpheed 2.4.6 (2.4.6-win32) をリリースしました。
- サマリビューに「宛先」カラムを追加しました。
- 送信控、草稿、送信待ちフォルダで標準で「宛先」カラムを表示するようにしました。
- 送信フォルダの表示カラムの設定を通常のフォルダと独立させました。
- ASCII包装形式のPGP暗号化を修正しました。
- PGP暗号化と署名の両方が指定された場合は同時方式(combined method)を使用するようにしました。
- 振り分けとクエリ検索時はPGPパスフレーズダイアログを抑制するようにしました。
- 受信時に新着メッセージを読んだ場合は新着通知を行わないようにしました。
- IMAP4サーバからフォルダ一覧を取得する場合に「LIST "" "%"」ではなく「LIST "" "*"」コマンドを使用するようにしました。
- IMAP4サーバ上で新規フォルダを作成した場合、フォルダツリーを再構築するまでnoinferiorとnoselectフラグが無視されていたバグを修正しました。
- 送信時に添付したファイルが存在していない場合、エラーダイアログを表示して送信を中断するようにしました。
2007/08/31 Sylpheed 2.4.5 (安定版) リリース
Sylpheed 2.4.5 (2.4.5-win32) をリリースしました。
これはセキュリティ修正リリースです。全てのユーザにアップグレードを推奨します。
- 悪意のあるPOP3サーバによって攻撃される可能性のある脆弱性を修正しました。
- アドレス補完のクラッシュする可能性のあるバグを修正しました。
- 行整形時に署名の区切り '--' を結合しないようにしました。
- Win32: GLib と GTK+ を最新版に更新しました。
- Win32: ダイアログを閉じたときのフォーカス問題を修正しました(GTK+)。
2007/07/20 Sylpheed 2.4.4 (安定版) リリース
Sylpheed 2.4.4 (2.4.4-win32) をリリースしました。
- 返信・転送マークをメッセージが実際に送信された後に追加するようにしました。
- 添付された message/rfc822 形式のメッセージに対して返信する機能を追加しました。
- フォルダをリネームしたときに迷惑メールフォルダのパスも更新するようにしました。
- GmailのSMTPサーバで発生するエラーに対する対策を行いました。
- Win32: アドレス帳の作成・名称変更時の名前エントリがキー入力を受け付けないバグを修正しました。
- Win32: フォルダのリネーム時にフィルタアクションが更新されない場合があったバグを修正しました。
2007/07/13 Sylph-Searcher 1.0.0 (正式版)リリース
Sylph-Searcher 1.0.0 (正式版)をリリースしました。
1.0beta1からの変更点
- make install時にSQLスクリプトもインストールされるようにしました。
- READMEを更新しました。
- sylph-searcher: Win32版でメインウィンドウを最小化している場合に警告ダイアログが見えなくなってしまうバグを修正しました。
2007/07/09 Sylph-Searcher 1.0beta1 リリース
Sylph-Searcher 1.0beta1をリリースしました。
0.5.0からの変更点
- syldbimport: 送信待ち、ごみ箱フォルダをスキップするようにしました。
- sylph-searcher: メニューバーを追加しました。
- sylph-searcher: 文字列を翻訳しました。
- sylph-searcher: 設定ダイアログを追加しました。
- sylph-searcher: 日付の条件を追加しました。
- sylph-searcher: 検索結果を表示するステータスラベルを追加しました。
- sylph-searcher: データベースへの接続に失敗したらエラーダイアログを表示するようにしました。
- sylph-searcher: 結果の最大表示数のオプションを追加しました。
- このバージョンからライセンスをBSDライセンスに変更しました。
2007/06/29 Sylpheed 2.4.3 (安定版) リリース
Sylpheed 2.4.3 (2.4.3-win32) をリリースしました。
- クイック検索エントリでEscapeキーが押されたらエントリをクリアするようにしました。
- 署名を挿入するときにBOM付きUTF-8を正しく扱うようにしました。
- アドレスをアドレス帳から追加する場合にクラッシュする可能性があったのを修正しました。
- Win32: SylpheedをWindows Vistaの既定のメールプログラムに指定できるようになりました。
- Win32: ダイアルアップ接続でメッセージの送信中にSMTPセッションが停止してしまう問題を修正しました。
- Win32: 外部エディタのPIDが取得できない場合に無限ループに陥るバグを修正しました。
- Win32: メインウィンドウを最小化している場合、自動受信時にポップアップするダイアログが見えなくなってしまうバグを修正しました。
- Win32: GLibとGTK+を最新版に更新しました。
- Win32: Windows XPでメニューとツールチップにドロップシャドウが付くようになりました。
2007/06/29 Sylph-Searcher (仮称) 0.5.0 (α版)を公開
Sylph-Searcher (仮称) 0.5.0 (α版)を公開しました。
0.4.0からの変更点
- sql/create.sql: msg_folderinfo.msg_sid にインデックスを追加しました(アップグレードするには "CREATE INDEX msg_sid_index ON msg_folderinfo (msg_sid);" を実行してください)。
- configure.ac: '--with-pgsql' と '--with-libsylph' を追加しました。
- syldbimport: '-n' が指定されたときは msg_folderinfo からのみ削除するようにしました。
- sylph-searcher: キーワードをハイライトするようにしました。
- sylph-searcher: クリアボタンを追加しました。
2007/06/22 Sylph-Searcher (仮称) 0.4.0 (α版)を公開
Sylph-Searcher (仮称) 0.4.0 (α版)を公開しました。
0.3.0からの変更点
- syldbimport: 再帰的インポートを実装しました。
- syldbimport: '-v' オプションを追加しました。
- Win32: sylpheed.exe の場所をレジストリから自動的に探すようにしました。
2007/06/19 Sylph-Searcher (仮称) 0.3.0 (α版)を公開
Sylph-Searcher (仮称) 0.3.0 (α版)を公開しました。
0.2.0からの変更点
- syldbimport: 存在しないメッセージを削除しないオプションを追加しました。
- syldbimport: 引数のマルチバイト文字を適切に扱うようにしました。
- Win32: SQLスクリプトを同梱しました。
0.1.0からの変更点
- syldbimport: 差分インポートを実装しました。
- syldbimport: 削除されたメッセージのDBからの削除を実装しました。
- DB接続情報を抽象化しました。
- create.sql を更新しました。
- インポート時にMessage-Idをチェックするようにしました。
- インポート時にメッセージを番号でソートするようにしました。
- 統計情報をとるようにしました。
2007/06/15 Sylph-Searcher (仮称) 0.2.0 (α版)を公開
Sylph-Searcher (仮称) 0.2.0 (α版)を公開しました。
2007/06/12 Sylpheed全文検索アプリケーションのα版のWin32バイナリ公開
Sylpheed全文検索アプリケーションのα版のWin32バイナリを公開しました。
2007/06/08 Sylpheed全文検索アプリケーションのα版を公開
LinuxWorld で初公開した、LibSylphとPostgreSQL+tsearch2を利用したSylpheed全文検索アプリケーション Sylph-Searcher(仮称) のα版を公開しました。
インストール方法などについては同梱の README.ja を参照してください。
また、以下のソフトウェアが必要になります。
GLib 2.4.0 以上 (http://www.gtk.org/)
GTK+ 2.4.0 以上 (http://www.gtk.org/)
MeCab 0.93 以上 + mecab-ipadic (http://mecab.sourceforge.net/)
PostgreSQL 8.2 以上 + tsearch2 (http://www.postgresql.org/)
LibSylph 1.0.0 以上 (http://sylpheed.sraoss.jp/)
2007/05/28 LinuxWorld Expo/Tokyo 2007出展
LinuxWorld Expo/Tokyo 2007(5/30〜6/1)のオープンソースパビリオンに出展します(OP-2)。
3日間セッション(16:00〜16:40)も行いますので、よろしければご参加ください。
2007/05/18 Sylpheed 2.4.2 (安定版) リリース
Sylpheed 2.4.2 (2.4.2-win32) をリリースしました。
- リモートフォルダの再帰的なダウンロードができるようになりました。
- フォルダごとのクイック検索の条件がセッション間で保持されるようになりました。
- クイック検索の条件を更新した場合に選択状態を保持するようになりました。
- アカウントの設定ダイアログでSSLを有効にした場合、高度な設定タブでSSLポートを自動的に指定するようになりました。
- メッセージを新しいウィンドウで開く '--open' コマンドラインオプションを追加しました。
- PGP/MIMEで署名する場合、行末の空白を取り除かずに、quoted-printableまたはbase64で強制的にエンコードするようにしました(ISO-2022-JPエンコーディングの場合を除く)
- Fromヘッダの名前部を表示するときにquoted-pairを適切に処理するようにしました。
- IMAPフォルダで「すべて読んだことにする」の性能が向上しました。
- アドレスの '+' 文字がURIエスケープの空白として扱われていたバグを修正しました。
- Unix: 受信後にマウスポインタが「受信」や「全受信」ボタンの上にあった場合、ボタンが押せなくなる問題を修正しました。
2007/05/02 Sylpheed 2.4.1 (安定版) リリース
Sylpheed 2.4.1 (2.4.1-win32) をリリースしました。
- アドレス補完時にShiftまたはControlキーを押した場合、アドレス文字列のみを挿入するようになりました。
- アドレス補完時にニックネームより表示名を優先的に使用するようにしました。
- Win32: sylpheed.iniファイルが存在する場合は起動時に読み込むようにしました。'--ipcport'オプションを追加しました(sample-sylpheed.iniファイルが同梱されています)。
- Win32: サスペンド時に自動受信タイマーを停止し、復帰時のネットワークエラーを防ぐようにしました。
- Win32: OpenSSLライブラリを自前でコンパイルしたDLLで置き換えました。
- Win32: 検索フォルダを作成、名称変更した場合にパス区切りが正しく処理されていなかったバグを修正しました。
2007/04/23 Sylpheed 2.4.0a-win32 (安定版) リリース(SSLの問題の修正)
Sylpheed 2.4.0a-win32をリリースしました。2.4.0a-win32では、2.4.0-win32でSSLセッション時にランダムなクラッシュを起こしていたSSLの問題を修正していますので、すみやかにアップデートをお願いします。
2.4.0の新しいOpenSSLはMSVCR71.DLLにリンクしていますが、他のモジュールはMSVCRT.DLLにリンクしているため、不整合を起こしていました。これを修正するため、2.4.0aではDLLを一時的に以前のバージョンに戻しました。sylpheed.exeを含むその他のファイルは2.4.0と同一です。ソースコードにも変更はありません。
2007/04/20 Sylpheed 2.4.0 (安定版) リリース
Sylpheed 2.4.0 (2.4.0-win32) 正式版をリリースしました。
2.4.0では特にユーザから要望の多かった点を中心とした機能追加とともに、各種の改良と品質向上を行いました。また、Windows版では描画速度や通信速度が向上し、Windows Vistaに正式に対応しました。
先日発見されたAPOPの脆弱性(CVE-2007-1558)の対策も行われています。
2.3.1からの変更点
- 新機能
- ツールバー
- ツールバーのカスタマイズができるようになりました。
- ツールバーに「前へ」「印刷」「アドレス」「設定」「アカウント」「非迷惑メール」「検索」「中止」ボタンを追加しました。
- ツールバーにオーバーフローメニューを追加しました。
- ツールバーのラベルをアイコンの右に置くオプションを追加しました。
- アドレス帳
- アドレス帳内での人物のコピー&ペーストが可能になりました。
- アドレス帳でCSVまたはタブ区切りのテキストファイルのインポートができるようになりました。
- 受信操作時にIMAP4の自動振り分けができるようになりました。
- トレイアイコンをクリックしたときにウィンドウの表示・非表示を交互に切り換えるオプションを追加しました。
- 改良点
- ローカルスプールから取り込む時に迷惑メールを振り分けられるようになりました。
- ツールバーのラベルが表示されている場合のボタンの横幅を削減しました。
- ネットワークの不具合を除き、致命的でないエラーではリモートフォルダのチェックを中断しないようにしました。
- アドレス帳に閉じるボタンを追加しました。
- mailto URLでIn-Reply-Toヘッダに対応しました。
- PGP暗号化メッセージの復号に失敗した場合はエラーメッセージを表示するようにしました。
- クイックサーチの条件に「1日以内」「最近5日間」を追加しました。
- ツールバーのコンテキストメニューからツールバースタイルを切り替えられるようになりました。
- MIME構造のパース時のネストレベルの制限を緩和しました。
- メッセージ作成ウィンドウのテキストにマージンを追加しました。
- 迷惑メールフィルタコマンドの実行に失敗した場合、エラーダイアログを表示するようにしました。
- ファイル選択ダイアログの上書き確認の方法を改善しました。
- ファイルのコピー、移動の処理を最適化しました。
- 同梱の日本語マニュアルを更新しました。
- Unix: MHフォルダのスキャン時にシンボリックリンクもスキャンするようにしました。
- Win32: Windows Vistaに対応しました(※)。
- Win32: ソケットのバッファサイズを調整し、ネットワークの性能が向上しました。
- Win32: マルチバイトフォント名を持つシステムフォント(「MSPゴシック」「メイリオ」等)が利用可能になりました。
- Win32: ウィンドウの再描画がスムーズになりました(GTK+)。
- Win32: ファイル選択ダイアログでWin32シェルアイコンが表示されるようになりました(GTK+)。
- Win32: 同梱の各ライブラリを最新版に更新しました。
- 不具合の修正
- メインウィンドウを最大化している場合、フォルダビューの幅が保存されない問題を修正しました。
- 署名されたメッセージの検証時にウィンドウをポップアップする設定にしているとクラッシュする場合があるのを修正しました。
- DnDによってサマリのカラムの順序をを変更して終了するとクラッシュするバグを修正しました。
- MIMEヘッダのエンコードでマルチバイト文字において引用符の処理に誤りがあったのを修正しました。
- フォルダの変更を伴う「次の未読メッセージ」の動作を修正しました。
- 検索ダイアログのバグをいくつか修正しました。
- アドレス帳のバグをいくつか修正しました。
- 送受信をキャンセルした場合にクラッシュする可能性のあるバグを修正しました。
- Unix: ウィンドウシェードやワークスペースの切り替えでウィンドウが表示された場合、ウィンドウリストからスキップされたままになるバグを修正しました。
- Win32: サマリビューにフォーカスが当たっていない場合に選択行のソート列が判別できるようにしました。
- Win32: Windows Vistaで、選択しているメニュー項目が見えなくなる問題を修正しました。
- Win32: 送受信のタイムアウトが機能していなかったバグを修正しました。
- Win32: folderlist.xmlのパス区切りの問題を修正しました。
- Win32: 環境変数 LANGUAGE を無効にしました(環境によって言語が正しく選択されなかった問題を修正)。
- Win32: 初回起動時に「MS Gothic」フォントのロードに失敗した場合、マルチバイトのフォント名を使用するようにしました(JIS2004 MS ゴシックフォントへの対処)。
- Win32: FreeCap (SOCKSのラッパー)経由でIMAP4サーバから64KBを超えるメッセージを取得する際にクラッシュするのを修正しました。
- 2.4.0rcからの変更点
- 不正なAPOPのタイムスタンプを拒否するようにしました(APOPの脆弱性の対策 / CVE-2007-1558)。
- ツールバーをカスタマイズした後設定ファイルを書き出すようにしました。
- Win32: OpenSSLを0.9.8eに更新しました。
(※) 現時点ではシステムの既定のメールソフトに設定できない制限があります。
2007/04/18 Sylpheed 2.4.0rc (開発版/リリース候補) リリース
Sylpheed 2.4.0rc (2.4.0rc-win32) をリリースしました。特に大きな問題が見つからなければ、これが最終的に2.4.0となります。
- ファイルのコピーと移動を最適化しました。
- POP3/SMTPセッションのキャンセル時のクラッシュを修正しました。
- アドレス帳で人物を削除したとき、そのメールアドレスが別フォルダのグループによって参照されていた場合にクラッシュするのを修正しました。
- 日本語マニュアルを更新しました。
- Win32: 初回起動時に「MS Gothic」フォントのロードに失敗した場合、マルチバイトのフォント名を使用するようにしました(JIS2004 MS ゴシックフォントへの対処)。
- Win32: FreeCap (SOCKSのラッパー)経由でIMAP4サーバから64KBを超えるメッセージを取得する際にクラッシュするのを修正しました。
- Win32: Cairoライブラリを更新しました。
2007/04/12 Sylpheed 2.4.0beta8 (開発版) リリース
Sylpheed 2.4.0beta8 (2.4.0beta8-win32) をリリースしました。
2.4.0rc (リリース候補)は来週リリースする予定です。
- アドレス帳でCSVまたはタブ区切りのテキストファイルのインポートを実装しました。
- クイックサーチの条件に「1日以内」「最近5日間」を追加しました。
- ツールバーのコンテキストメニューにツールバースタイルの切り替えを追加しました。
- 中止ボタンですべてのセッションをキャンセルするようにしました。
- MIME構造のネストレベルの制限を緩和しました。
- メッセージ作成ウィンドウのテキストのマージンを追加しました。
- 迷惑メールフィルタコマンドの実行に失敗した場合、エラーダイアログを表示するようにしました。
- ファイル選択ダイアログの上書き確認を改善しました。
- 文字コード変換でISO-8859-16に対応しました。
- アドレス帳のいくつかのUIの問題を修正しました。
- POP3/SMTPセッションのキャンセルの安定性を改善しました。
- フォルダ検索時にメッセージ数の表示が不正になるバグを修正しました。
2007/04/03 Sylpheed 2.4.0beta7 (開発版) リリース
Sylpheed 2.4.0beta7 (2.4.0beta7-win32) をリリースしました。
- mailto URLでIn-Reply-Toヘッダに対応しました。
- メインツールバーに中止ボタンを追加しました。
- PGP暗号化メッセージの復号に失敗した場合はエラーメッセージを表示するようにしました。
- モーダルダイアログが表示されている場合は、「作成」、「受信」、「送信」などのリモートコマンドを無効にしました。
- 終了処理の実行後はプロセスを確実に終了させるようにしました。
- フォルダの変更を伴う「次の未読メッセージ」の動作を修正しました。
- sylpheed.desktopファイルを修正しました。
- Win32: 一部の場合にフォルダのパス区切りを正しく処理していなかったバグを修正しました(サブフォルダのリネーム時にパス情報が不正になる問題を修正)。
2007/03/29 Sylpheed 2.4.0beta6 (開発版) リリース
Sylpheed 2.4.0beta6 (2.4.0beta6-win32) をリリースしました。
- IMAP4の自動振り分けで振り分けられなかったメッセージが新着とカウントされていなかったバグを修正しました。
- Win32: GTK+ 2.10.11のGtkCListとGtkCTreeの再描画問題に対処しました。
- Win32: GTK+ 2.10.11から発生した、フォルダツリーの再構築時に処理が停止する問題を修正しました。
- Win32: 環境変数 LANGUAGE を無効にしました(環境によって言語が正しく選択されなかった問題を修正)。
2007/03/16 Sylpheed 2.4.0beta5 (開発版) リリース
Sylpheed 2.4.0beta5 (2.4.0beta5-win32) をリリースしました。
- アドレス帳ダイアログに「閉じる」ボタンを追加し、レイアウトを改良しました。
- IMAP4で自動迷惑メールフィルタを有効にしました。
- 自動的に振り分けられたIMAP4メッセージも新着通知にカウントされるようになりました。
- 印刷ダイアログのデフォルトのディレクトリをドキュメントディレクトリにしました。
- 署名されたメッセージの検証時に一部の環境でクラッシュするのを修正しました。
- DnDによってサマリのカラムの順序をを変更して終了するとクラッシュするのを修正しました。
- MIMEヘッダのエンコードでマルチバイト文字において引用符の処理に誤りがあったのを修正しました。
- Win32: 送受信のタイムアウトが機能していなかったバグを修正しました。
- Win32: folderlist.xmlのパス区切りの問題を修正しました。
- Win32: libcairo-2.dll, libgpg-error-0.dll, libgpgme-11.dll, GLib, GTK+ を最新版に更新しました。
- Win32: ウィンドウの再描画がスムーズになりました(GTK+)。
- Win32: ファイル選択ダイアログでWin32シェルアイコンが表示されるようになりました(GTK+)。
2007/02/15 Sylpheed 2.4.0beta4 (開発版) リリース
Sylpheed 2.4.0beta4 (2.4.0beta4-win32) をリリースしました。
- アドレス帳を改良しました。
- アドレス帳内での人物のコピー&ペーストが可能になりました。
- アドレス帳のメニューの選択可能状態が正確になりました。
- グループからアドレスを削除するとき、(人物からではなく)グループからのみ削除するようにしました。
- LDAP検索が利用できない場合は「検索」ボタンを無効にしました。
- ネットワークの不具合を除き、致命的でないエラーではリモートフォルダのチェックを中断しないようにしました。
- メインウィンドウを最大化している場合、フォルダビューの幅が保存されない問題を修正しました。
- フォルダビューのメッセージ数カラムの色付け表示を有効にしました。
- Win32: Windows Vistaで、選択しているメニュー項目が見えなくなる問題を修正しました。
2007/02/07 Sylpheed 2.4.0beta3 (開発版) リリース
Sylpheed 2.4.0beta3 (2.4.0beta3-win32) をリリースしました。
- ツールバーカスタマイズダイアログを改良しました。
- メインツールバーに「非迷惑メール」「検索」ボタンを追加しました。
- 送信待ちメッセージが存在しない場合は「送信」ボタンを無効にしました。
- ローカルスプールから取り込む場合、「取込時に振り分ける」が無効であっても迷惑メールを振り分けるようにしました。
- メインツールバーの「受信」ボタンを修正しました。
- 検索ダイアログのバグをいくつか修正しました。
- Win32: サマリビューにフォーカスが当たっていない場合に選択行のソート列が判別できるようにしました。
- Win32: マルチバイトフォント名を持つシステムフォント(「MS Pゴシック」「メイリオ」等)が利用可能になりました。
2007/02/01 Sylpheed 2.4.0beta2 (開発版) リリース
Sylpheed 2.4.0beta2 (2.4.0beta2-win32) をリリースしました。
- ツールバーを新しいAPIで書き直しました。
- 「前へ」「印刷」「アドレス」「設定」「アカウント」をメインツールバーに追加しました。また、「設定」「アカウント」をメッセージ作成ツールバーに追加しました。
- ツールバーにオーバーフローメニューを追加しました。
- ツールバーのラベルが表示されている場合のボタンの横幅を削減しました。
- ツールバーのラベルをアイコンの右に置くオプションを追加し、これをデフォルトにしました。
- ウィンドウシェードやワークスペースの切り替えでウィンドウが表示された場合、ウィンドウリストからスキップされたままになるバグを修正しました。
- 一部のUIのラベルを修正しました。
- Unix: MHフォルダのスキャンでシンボリックリンクもスキャンするようにしました。
2007/01/29 Sylpheed 2.4.0beta1 (開発版) リリース
Sylpheed 2.4.0beta1 (2.4.0beta1-win32) をリリースしました。
- IMAP4アカウントのINBOXフォルダ内の新着メッセージの自動振り分け機能を実装しました。
- ツールバーのカスタマイズを実装しました(「表示 - ツールバーをカスタマイズ...」、またはツールバーの右クリック)。
- トレイアイコンのクリックでウィンドウをトグルするオプションを追加しました(Unixではデフォルトで有効)。
- ローカルスプールから取り込むときに迷惑メールを振り分けるようにしました。
- ヘッダの文字コード変換に失敗したとき、文字を置き換えるのをやめUTF-8を使用するようにしました。
- MIMEパート間の切り替え時にテキストビューがクラッシュするのを修正しました。
- Win32: ソケットのバッファサイズを増やし、ネットワーク通信の性能が向上しました。
- Win32: GTK+とGLibを最新版に更新しました。
2007/01/16 Sylpheed 2.3.1 (安定版) リリース
Sylpheed 2.3.1 (2.3.1-win32) をリリースしました。
- GLib 2.4でコンパイルに失敗する問題を修正しました。
- OSによってはコンパイルに失敗する問題を修正しました。
- 外部エディタ実行時のメモリリークを修正しました。
- IMAP4のメッセージの取得時にエラーが発生した場合、サーバの応答の処理で同期が取れなくなるバグを修正しました。
- "ca-root.crt" もCA証明書ファイルとして検索するようにしました。
- MIMEパラメータの名前と値の間の等号の周りに空白があった場合でも受け入れるようにしました。
- アカウント編集ダイアログを親ウィンドウの中央に配置するようにしました。
- Win32: .sylpheed_mark ファイルに読み込みのみ、または隠し属性が付いていて書き込みできない場合にクラッシュする問題を修正しました。
- Win32: メッセージ作成ウィンドウを最大化できないバグを修正しました。
- Win32: ドメイン名を自動的に取得してSMTPサーバに渡すようにしました。
- Win32: Application Dataフォルダを取得する際、環境変数 APPDATA を使用せずに SHGetFolderPath() を使用するようにしました。
- Win32: GTK+とGLibを最新版に更新しました。これによりトレイアイコン更新時にリソースリークが発生する問題が修正されました。
2006/12/24 Sylpheed 2.3.0 (安定版) リリース
Sylpheedの最新安定版、Sylpheed 2.3.0をリリースしました。
2.3.0では新しい印刷機能とトレイアイコンによる新着通知機能が追加されました。 また、多岐に渡り使い勝手の向上を図りました。 Win32版では同梱のGTK+ライブラリを最新の2.10.6に更新し、ユーザビリティの向上と不具合の修正が行われています。
2.2からの変更点
- 新機能
- 新しい印刷機能を実装しました。
- ネイティブの印刷ダイアログが利用できるようになりました。これにより、プリンタの選択や範囲指定などが行えるようになりました。
- ページ設定が追加されました。
- 各ページはCairoグラフィックエンジンによりレンダリングされるようになりました。
- メッセージ表示用フォントを印刷に使用するようにしました。
- 各ページにページ番号を印刷するようにしました。
- テキストの添付ファイルの印刷ができるようになりました。
- Win32: トレイアイコンを実装しました。
- 新着メッセージが到着したらトレイアイコンを変化させ、数秒間点滅して新着を知らせるようにしました。
- メインウィンドウを最小化したときにトレイアイコンに格納する機能を追加しました。
- POP before SMTPを実装しました。
- 「起動時に受信箱を開く」オプションを追加しました。
- 「最後に選択したメッセージを記憶する」オプションを追加しました。
- 「自分が出したメッセージに返信した場合は宛先を引き継ぐ」オプションを追加しました。
- アカウントの設定に署名を直接入力するオプションを追加しました。また、新規アカウントの作成時に自動的に署名を生成するようにしました。
- ヘッダビューにCc:を表示するようにしました。
- テンプレートの項目にBcc:とReply-To:を追加しました。
- Win32: 一般的なCA証明書をパッケージに同梱しました。
- CA証明書を複数の場所から探すようにしました。
- 複数のPEM形式のCA証明書を一つにまとめたバンドルファイルを使用できるようになりました。
- SSL接続時にCA証明書が検証できない場合は警告ダイアログを表示するようにしました。
- 改良
- Win32: 同梱のGTK+を2.10.6に更新しました。
- Win32: 送受信時のネットワーク通信の性能が向上しました。
- Win32: UIの外観がよりネイティブに近くなりました。
- Win32: カーソルキーでのサマリビューのスクロール速度が向上しました。
- ファイル選択ダイアログの既定のディレクトリを変更しました(Win32では「マイ ドキュメント」が、Unixではホームディレクトリが使用されます)。
- 手動振り分け時に定期的にUIを更新するようにしました。
- メッセージを再編集するときカーソルをテキストの先頭(宛先または件名が空の場合はそれらのエントリ)に配置するようにしました。
- Unix: 起動中にDNSの設定が変更されていた場合、サーバとの接続時にリゾルバを再初期化するようにしました。
- 修正
- Win32: テキストビューの一部が隠れている場合に表示が崩れる問題が修正されました。
- Win32: 検索ダイアログのカラーラベルメニューの表示位置が正しくなりました。
- Win32: テキストビューでコンテキストメニューをポップアップさせた後、GTK+の文字列が翻訳されなくなる問題が修正されました。
- Win32: システムフォントに非ASCII名をもつフォントを指定した場合、起動時にクラッシュする問題が修正されました。
- Win32: アプリケーションアイコンを修正しました。
- Win32: 大きなメッセージの送信中に進捗ダイアログが更新されない問題を修正しました。
- 新規ウィンドウのメッセージビューで返信した場合、文字エンコーディングの設定を反映させるようにしました。
- 分離ウィンドウモードでメッセージビューを隠した状態でトレイアイコンからウィンドウを表示させると、空白のメッセージビューが表示されるバグを修正しました。
2.3.0rcからの変更点
- 日本語マニュアルを改訂しました。
2006/12/19 Sylpheed 2.3.0rc (開発版/リリース候補) リリース
Sylpheed 2.3.0rc (2.3.0rc-win32) をリリースしました。
2.3.0リリースは12月24日を予定しています:-)
- CA証明書のバンドルファイルを複数の場所から探すようにしました。
- 証明書の検証のキャンセルが現在の接続のみに適用されるようにしました。
- バージョン文字列を変更しました。
- 分離ウィンドウモードでメッセージビューを隠した状態でトレイアイコンからウィンドウを表示させると、空白のメッセージビューが表示されるバグを修正しました。
- Win32: 一般的なCA証明書をパッケージに同梱しました。
2006/12/14 Sylpheed 2.3.0beta7 (開発版) リリース
Sylpheed 2.3.0beta7 (2.3.0beta7-win32) をリリースしました。
今後のスケジュールとしては、2.3.0rcを来週頭、2.3.0正式版を今月中(24日前後)にリリースする予定です。
- 印刷のページ設定を追加しました。
- 印刷の範囲指定が正しく動作するようになりました。
- MIMEパートの印刷で新しい印刷機能を使用するようにしました。
- 印刷のフォントサイズを表示設定に従うようにしました。
- アカウントの設定に署名を直接入力するオプションを追加しました。
- 新規アカウントの作成時に署名を自動的に生成するようにしました。
- テンプレートにBcc:とReply-To:を追加しました。
- '/etc/ssl/certs' ディレクトリが存在する場合はSSL証明書の検証に使用するようにしました。
- SSL証明書が検証できない場合は確認ダイアログを表示するようにしました。
- メッセージを再編集するときカーソルをテキストの先頭(宛先または件名が空の場合はそれらのエントリ)に配置するようにしました。
- Unix: '/etc/resolv.conf' が更新されていればリゾルバを再初期化するようにしました。
2006/12/07 Sylpheed 2.3.0beta6 (開発版) リリース
Sylpheed 2.3.0beta6 (2.3.0beta6-win32) をリリースしました。
(追記) sylpheed-2.3.0beta6-win32-patch.zip に libcairo-2.dll が含まれていなかったため、ファイルを差し替えました。
- 新しい印刷機能を実装しました。
- 各ページはCairoグラフィックエンジンによりレンダリングされます。
- ネイティブの印刷ダイアログを使用するようになりました。
- 各ページにページ番号を印刷するようにしました。
- 「印刷に外部コマンドを使用する」オプションを追加しました。
- MIMEパートの印刷を実装しました。
- ヘッダビューにCc:を追加しました。
- 「自分が出したメッセージに返信した場合は宛先を引き継ぐ」オプションを追加しました。
- Pilot-link (libpisock) 0.12に対応しました。
- 「アドレス帳に追加」ダイアログのウィンドウ位置とレイアウトを修正しました。
- ファイル選択ダイアログの既定のディレクトリを変更しました(Win32では「マイ ドキュメント」が、Unixではホームディレクトリが使用されます)。
- 手動振り分け時に定期的にUIを更新するようにしました。
- 任意のメッセージを表示した時点でトレイアイコンの新着通知をリセットするようにしました。
- 新規ウィンドウのメッセージビューの文字エンコーディングの設定を返信時に有効にしました。
- Win32: トレイアイコンをクリックした場合にウィンドウが前面に表示されないことがあるバグを修正しました。
- Win32: 大きなメッセージの送信中に進捗ダイアログが更新されない問題を修正しました。
- Win32: Cairoを1.2.6に更新しました。これにより32bppでDnDの画像が壊れる問題が修正されました。
2006/11/29 LibSylph 1.0.0 (安定版) リリース
LibSylph 1.0.0 をリリースしました。
これが最初のLibSylphの正式リリースとなります。
また、付属のドキュメントをドキュメントのページで公開しています。
- リファレンスマニュアルがほぼ完了しました。
- libtoolバージョンを増加させました。
2006/11/27 一部のバージョンのWin32バイナリの配布停止のお知らせ
ライセンス上の問題があったため、Sylpheed 2.1.6-win32-beta6からSylpheed 2.2.6-win32までのバイナリの配布を停止しました。
これらのバージョンでは、WinPT由来のGPGMEライブラリ(libgpgme-11.dll)を添付していました。このDLLはGPGMEのCVS版からビルドしたものと思われますが、現在対応するソースコードは配布されていません。現在の状態はGPL/LGPLを満たしておらず、WinPTの作者からも現時点ではソースコードの提供を受けていないため、該当するバイナリの配布を中止するに至りました。
なお、 Sylpheed 2.2.7-win32 以降のバージョンではGPGME 1.1.2から自前でビルドしたDLLを添付していますので、ライセンス上の問題はありません。該当するバージョンを現在使用している方は最新版へのアップグレードを行ってください。
今回はこちらの配慮不足により御迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。
2006/11/22 LibSylph 1.0.0beta1 (β版) 公開
LibSylph 1.0.0beta1 を公開しました。
- リファレンスマニュアルを追加しました(現在制作中)。
- サンプルコードを追加しました。
- prefs_common, account, folderに新規APIを追加しました。
- いくつかのバグを修正しました。
- メッセージカタログの不要な部分を除去し、アーカイブのサイズを削減しました。
2006/11/15 Sylpheed 2.2.10 (安定版) リリース
Sylpheed 2.2.10 (2.2.10-win32) をリリースしました。
- GTK+ 2.10.x使用時のフォルダ間の切り替えを高速化しました。
- アクションによるテキストの挿入を再度修正しました。
- 大きなテキストのアンドゥでメッセージ作成ウィンドウのテキストが再描画されないバグを修正しました。
- 件名、差出人、宛先のいずれかが空のメッセージを印刷するとクラッシュするバグを修正しました。
- 「アドレス帳に追加」ダイアログのウィンドウ位置とレイアウトを修正しました。
- libpisock 0.12 に対応しました。
- Win32: ウィンドウを隠した状態でSylpheedを終了した場合ウィンドウの位置がリセットされてしまうバグを修正しました。
- Win32: ヘッダビューと警告ダイアログでラベルの選択部が見えるようになりました。
- Win32: Sylpheedが既定のメーラとして選択されている場合にスタートメニューの電子メールメニューが動作するようになりました。
- Win32: 日本語の環境依存文字が使用されている場合に印刷時に文字化けが発生するのを修正しました。
2006/11/10 Sylpheed 2.3.0beta5 (開発版) リリース
Sylpheed 2.3.0beta5 (2.3.0beta5-win32) をリリースしました。
- 新着メールが到着したとき、アイコンを変化させるようにしました。また、新着メールが読まれるまでその状態を維持するようにしました。
- 「起動時に受信箱を開く」オプションを追加しました。
- 「最後に選択したメッセージを記憶する」オプションを追加しました。
- 件名が空のメッセージを印刷するとクラッシュするバグを修正しました。
- 大きなテキストのアンドゥでメッセージ作成ウィンドウのテキストが再描画されないバグを修正しました。
2006/10/31 Sylpheed 2.3.0beta4 (開発版) リリース
Sylpheed 2.3.0beta4 (2.3.0beta4-win32) をリリースしました。
Win32版では重大なリソースリークの問題を修正しています。2.3.0beta1〜3を使用している場合は必ずアップグレードしてください。
- POP before SMTPを実装しました。
- Win32: Sylpheedが既定のメーラとして選択されている場合にスタートメニューの電子メールメニューが動作するようになりました。
- Win32: 日本語の環境依存文字が使用されている場合に印刷時に文字化けが発生するのを修正しました。
- Win32: XPのクラシックテーマまたはWindows 2000使用時においてGtkTreeViewがGDIリソースリークを起こし、最終的にアプリケーションがクラッシュする問題を修正しました。
2006/10/18 オープンソースカンファレンス2006 Tokyo/Fall 出展のお知らせ
2006年10月28日(土) 10:00〜17:00 に開催されるオープンソースカンファレンス2006 Tokyo/FallにSylpheedを出展します。また、Sylpheed BOFも行う予定です。ぜひご参加ください。
2006/10/18 「2006年度日本OSS貢献者賞」受賞
IPAによる「2006年度日本OSS貢献者賞」に受賞いたしました。 10月24日(火) 13:50潤オ14:20 明治記念館にて表彰式が行われる予定です。
ここまで開発を継続してこれたのも、開発を支えてくださったみなさんのおかげではないかと思います。
2006/10/17 Sylpheed 2.3.0beta3 (開発版) リリース
Sylpheed 2.3.0beta3 (2.3.0beta3-win32) をリリースしました。
- GTK+ 2.10.x使用時のフォルダ間の切り替えを高速化しました。
- ステータスバーの高さを調整しました。
- フォルダビューの縦方向の間隔を縮小しました。
- アクションによるテキストの挿入を再度修正しました。
- ウィンドウをトレイアイコンに格納しているときに別プロセスからポップアップした場合、ウィンドウがタスクバーから隠れたままになっていたバグを修正しました。
- Win32: ヘッダビューと警告ダイアログでラベルの選択部が見えるようになりました。
- Win32: アプリケーションアイコンを修正しました。
- Win32: GTK+を2.10.6に、OpenSSLを0.9.8dに更新しました。
- Win32: 一部の環境でネットワークの通信に失敗するのを修正しました。
2006/10/10 LibSylph 0.3.0 (α版) 公開
LibSylph 0.3.0 を公開しました。
- 初期化とクリーンアップAPIを実装し、2つの新規APIを追加しました。
- コードをSylpheedのtrunkと同期させました。
2006/10/04 Sylpheed 2.3.0beta2 (開発版) リリース
Sylpheed 2.3.0beta2 (2.3.0beta2-win32) をリリースしました。
- 既読にしたメッセージや迷惑メールは新着メッセージ数から除外するようにしました。
- Win32: GTK+を2.10.4、GLibを2.12.4に更新しました。
- Win32: ファイル選択ダイアログでデスクトップフォルダを選択した場合クラッシュするのを修正しました。
- Win32: ウィンドウを隠した状態でSylpheedを終了した場合ウィンドウの位置がリセットされてしまうバグを修正しました。
- Win32: ソケットI/Oの処理を修正しました。
2006/09/29 Sylpheed 2.3.0beta1 (開発版) リリース
Sylpheed 2.3.0beta1 (2.3.0beta1-win32) をリリースしました。
- 利用可能であればトレイアイコンにGtkStatusIconを使用するようにしました。
- GtkStatusIcon使用時は、新着メールがあればトレイアイコンを5秒間点滅させるようにしました。
- 「最小化したときにトレイアイコンに格納する」オプションを追加しました。
- トレイアイコン上での左クリックはメインウィンドウを前面に出すのみにしました。
- Win32: トレイアイコンを実装しました。
- Win32: 同梱のライブラリ(GLib, GTK+, Pango)を最新版に更新しました。これにより、以下の点が改良されました:
- 送受信時のネットワーク通信の性能が向上しました。
- UIの外観がよりネイティブに近くなりました。
- カーソルキーでのサマリビューのスクロール速度が向上しました。
- テキストビューの一部が隠れている場合に表示が崩れる問題が修正されました。
- 検索ダイアログのカラーラベルメニューの位置が正しくなりました。
- GtkTextViewでコンテキストメニューをポップアップさせた後、GTK+の文字列が翻訳されなくなる問題が修正されました。
- システムフォントに非ASCII名をもつフォントを指定した場合、起動時にクラッシュする問題が修正されました。
2006/09/29 LibSylph 0.2.0 (α版) 公開
LibSylph 0.2.0 を公開しました。
初期化とクリーンアップ用APIを追加しています。コードをSylpheedのtrunkと同期させました。サンプルコードを更新しました。
2006/09/22 LibSylph 0.1.0 (α版) 公開
Sylpheed のコアライブラリ LibSylph 0.1.0 を公開しました。
これは元々Sylpheedのコアとして使用されていたモジュールを単体で利用できるように機能追加や修正を行ったものです。今回はあくまで現状の問題点を把握するための公開であり、ドキュメント等は未整備となっています。APIなどの仕様も正式リリースまでに大きく変更される可能性があります。
ダウンロードはこちらになります。
2006/09/22 Sylpheed 2.2.9 (安定版) リリース
Sylpheed 2.2.9 (2.2.9-win32) をリリースしました。
- サマリのソート対象に該当する表示カラムがない場合クラッシュするバグを修正しました。
- AboutダイアログのURIを更新しました。
- Win32: OpenSSLを0.9.8cに更新しました。
2006/09/22 Sylpheed 2.2.8 (安定版) リリース
Sylpheed 2.2.8 (2.2.8-win32) をリリースしました。
ディスクの空き容量がない場合にメッセージが失われる可能性のある重要なバグを修正していますので、可能な限りアップグレードしてください。
- IMAP4でPLAIN認証に対応しました。
- combind methodにより暗号化と署名が同時に行われたメッセージの検証に対応しました。
- システムの正規表現APIの代わりに鬼車ライブラリを使用できるようになりました。
- アドレス帳のLDIFインポートを改良しました。
- メインのテキストビューに完全なPGP署名の情報を表示するようにしました。
- PGP/MIMEで署名するときは、他MUAとの互換性の向上のため、quoted-printableを使用せずすべての行末の空白を除去するようにしました。
- PGP暗号化の際Bccが指定されている場合は送信前に警告を出すようにしました。
- ディスクの空き容量がない場合、受信時に比較的小さなメッセージが失われる可能性のあったバグを修正しました。
- 手動による迷惑メール振り分けの動作を修正しました。
- メッセージ作成ウィンドウでUTF-8テキストを正しく挿入できるようになりました。
- メッセージ本文の表示失敗のエラーメッセージを改良しました。
- GTK+ 2.10への対処を行いました。
- 細かいUIの修正を行いました。
- その他細かいバグ修正を行いました。
- Win32: 振り分けで正規表現に対応しました。
- Win32: 実行ファイルにバージョン情報を付加しました。
2006/09/14 サーバメンテナンスのお知らせ(9/16)
9月16日は終日サーバメンテナンスを実施します。
サーバメンテナンスの間、当サイトの閲覧やML、SVNリポジトリなどが利用できなくなります。ご不便をおかけしますが、よろしくお願いします。
2006/09/06 Web・ML・SVNサーバの移転完了のお知らせ
Web・ML・SVN の各サービスの移転が完了しました。
また、この件に関してプレスリリースも行われました。
現在まで長期にわたりSylpheedの開発を支えてくださったグッデイに心から感謝します。
2006/09/05 Web・ML・SVNサーバの移転のお知らせ
Web・ML・SVN の各サービスを現在の sylpheed.good-day.net から sylpheed.sraoss.jp に移転します。
移行後の ML のアドレスは sylpheed-jp@sraoss.jp になります。 ML サーバには Mailman を使用します。
Web コンテンツと SVN リポジトリについては既に移転が完了しており、 以下の URL からアクセスできます。
http://sylpheed.sraoss.jp/
svn://sylpheed.sraoss.jp/sylpheed/
なお、サービスの移転については近日中にプレスリリース等が行われる 予定です。
2006/08/02 Sylpheed 2.2.7a-win32 (安定版) リリース
Sylpheed 2.2.7a-win32 をリリースしました。
このリリースでは一部のシステムでSylpheedがエラーにより起動できない不具合を修正しています。
2006/07/31 Sylpheed 2.2.7 (安定版) リリース
Sylpheed 2.2.7 (2.2.7-win32) をリリースしました。
- フォルダのコンテキストメニューに「すべて読んだことにする」を追加しました。
- サマリのコンテキストメニューに「迷惑メールに指定/ではない」を追加しました。
- 通常の振り分けの前に迷惑メールを振り分けるオプションを追加しました。
- 全員に返信するとき、抽出したアドレスではなく元のアドレス文字列をCcに使用するようにしました。
- 表示エンコーディングにWindows-1257を追加しました。
- メッセージの受信中でもフォルダのコンテキストメニューの一部の項目を有効にしました。
- フィルタルールが存在しない場合、手動での迷惑メール振り分けが動作しなかったバグを修正しました。
- いくつかのクラッシュバグを修正しました。
- Win32: libgpg-error-0.dll と libgpgme-11.dll を更新しました。
- Win32: フォルダのスキャンを最適化しました。これによりフォルダが多数のメッセージを含む場合のメッセージの受信や移動が高速化されました。
2006/07/31 PGP 公開鍵の変更
HDDのクラッシュにより以前のPGP秘密鍵を消失してしまったため、PGP 公開鍵を変更しました。これから署名の検証を行う場合は新しい鍵をインポートしてください。
2006/06/09 Sylpheed 2.2.6 (安定版) リリース
Sylpheed 2.2.6 (2.2.6-win32) をリリースしました。
- IMAP4の応答に含まれる8ビットリテラル(literal8)に対応しました。
- SMTPでタイムアウト処理が抜けていたのを追加しました。
- URIの先頭に空白があった場合URIのセキュリティチェックが効かない問題を修正しました。
2006/05/29 Sylpheed 2.2.5 (安定版) リリース
Sylpheed 2.2.5 (2.2.5-win32) をリリースしました。
- メッセージ送信時にいわゆる半角カナを使用した場合文字化けあるいはクラッシュを起こすバグを修正しました。
- アクセシビリティモジュールを使用していた場合起動に失敗するバグを修正しました。
- 新着・未読数が負の値になることがあるバグを修正しました。
- GLib 2.10とPango 1.12使用時にフォルダ選択ダイアログでボールド体が無効になっていたバグを修正しました。
- 期限切れのメッセージが存在する場合プログレスバーの表示が正しくなかったのを修正しました。
- Win32: libeay32.dll, ssleay32.dll, libgpgme-11.dll を最新版に更新しました。
2006/03/29 Sylpheed 2.2.4 (安定版) リリース
Sylpheed 2.2.4 (2.2.4-win32) をリリースしました。
- RFC 2231パラメータ値拡張を使用したMIMEファイル名のエンコーディングに対応しました。
- クイックサーチエントリのクリアボタンを追加しました。
- GLib 2.10とPango 1.12使用時にGtkTreeViewでボールド体が無効になっていたバグを修正しました。
- Win32: libwimp.dllを更新しました。
- Win32: 設定をWin32とUnixで共有している場合にフォルダツリーを再構築するとサブフォルダが重複してしまうバグを修正しました。
- Win32: インストーラによって作成されたファイルまたはフォルダのみを削除するようにアンインストーラを修正しました(注: すでにインストール済みのバージョンのアンインストーラは更新されないので、アップグレードする場合は注意。また、doc, etc, lib, shareフォルダ内のすべてのファイルは削除されます。)。
2006/03/14 Sylpheed 2.2.3 (安定版) リリース
Sylpheed 2.2.3 (2.2.3-win32) をリリースしました。
このバージョンよりUnix版でのmetamailコマンドのサポートを廃止しました。Sylpheedはmailcapファイルを自前で認識するようになりました。代わりに、sylpheedrcの 'mime_command' オプションで任意のコマンドを指定することもできます。
- クエリ検索の結果のソートを可能にしました。
- メッセージの印刷で「すべてのヘッダを表示」の状態に従うようにしました。
- 署名ファイルの指定で相対パスを許可するようにしました。
- アドレス帳の To, Cc, Bcc ボタンを常に有効にしました。
- アドレス帳のウィンドウの位置を記憶するようにしました。
- メッセージ作成ウィンドウのCcエントリを切り替えられるようにしました。
- アドレス帳の外観を修正しました。
- Unix: metamailコマンドのサポートを廃止し、別の実装で置き換えました。
- Win32: libwimp.dll を更新し、UIの外観を改善しました。
- Win32: zlib1.dll を更新しました。
- Win32: アプリケーションアイコンを更新しました。
- Win32: 不要なメッセージカタログを削除し、アーカイブのサイズを削減しました。
2006/03/03 Sylpheed 2.2.2 (安定版) リリース
Sylpheed 2.2.2 (2.2.2-win32) をリリースしました。
- IMAP4フォルダをルートフォルダ直下に移動しようとした場合にクラッシュするバグを修正しました。
- 検索ダイアログを開いたままメッセージウィンドウを閉じた後クラッシュするバグを修正しました。
- Win32: --debug または --help オプションを指定した場合コンソールウィンドウを新たに作成するようにしました。
- Win32: 外部コマンドの実行時の非ASCIIファイル名の問題を修正しました。
- Win32: メインウィンドウを最小化した状態で自動受信中にエラーが発生した場合、ウィンドウが操作不能になるバグを修正しました。
- Win32: インストーラにスペイン語の翻訳を追加しました。
- Win32: インストーラが日本語以外の環境で正しい言語を選択するように修正しました。
2006/02/27 Sylpheed 2.2.1 (安定版) リリース
Sylpheed 2.2.1 (2.2.1-win32) をリリースしました。
- configure時にGtkSpellをデフォルトで有効にするようにしました。
- READMEファイルのスペイン語版を追加しました。
- ファイル名に使用できない文字を含むアカウント名が使用できないバグを修正しました。
- ニュースグループリストの取得時に非asciiニュースグループ名が存在した場合クラッシュするバグを修正しました。
- サマリがスレッドの日付で降順でソートされている場合、クイックサーチの性能が低下する問題を修正しました。
- Win32: メッセージの受信中に一時的にUIが無反応になることがある問題を修正しました。
2006/02/14 Sylpheed 2.2.0 (安定版) リリース
Sylpheedの最新安定版、2.2.0をリリースしました。
開発に協力してくださったすべての方に感謝します。
このバージョンから正式にWindows (2000/XP)をサポートしました。また、検索機能の大幅な機能強化を行いました。その他にも多岐にわたり機能と安定性の向上を行いました。
2.0からの変更点
- 新機能
- Windows (MinGW)に対応しました。
- 検索機能の大幅な改良を行いました。
- 検索条件をフィルタルールと同じユーザインタフェースで指定できるようにしました。また、サブフォルダも検索できるようになりました。
- 検索フォルダ(仮想フォルダ)を実装しました。
- クイックサーチ(サマリの絞りこみ検索)を実装しました。
- トレイアイコンを実装しました(Unixのみ)。
- すべての添付ファイルを一度に保存する機能を追加しました。
- 起動時に設定ファイルを格納するディレクトリをコマンドラインオプションで指定できるようになりました。
- 作成中のメッセージの草稿への自動保存を実装しました。
- スペルチェック機能を実装しました(GtkSpellが必要)。
- 終了時にIMAP4のメッセージのキャッシュをすべてクリアする機能を実装しました。
- 「スレッドを読んだことにする」機能を実装しました。
- その他の改良点
- コア部分をライブラリとして分離し、そのライセンスをLGPLに変更しました。
- サマリをスレッドの日付でソートできるようになりました。
- ニュースグループの購読ダイアログを改良しました。
- S/MIME署名(PKCS#7)の検証を行うようになりました。
- HTMLメッセージの文字実体参照の対応を強化しました。
- メッセージ作成ウィンドウのタイトルバーに件名を表示するようにしました。
- エラーメッセージをログファイルにも出力するようにしました。
- コンテキストメニューに「振り分けルールを作成」メニューを追加しました。
- 日本語の環境依存文字の対応を強化しました。
- 迷惑メールを振り分けた際にサーバから削除するオプションと、既読にするオプションを追加しました。
- メッセージ表示時の既定のエンコーディングの設定を追加しました。
- ファイルを添付するとき、ファイルをメッセージ作成ウィンドウ全体にドロップできるようになりました。
- 設定ダイアログをのレイアウトを整理しました。
- SMTP、POP3セッション時のメモリ消費量を大幅に削減しました。
- メッセージ作成ウィンドウの位置を記憶するようにしました。また、ウィンドウが重ならないように自動的に配置するようにしました。
- IMAP4アカウントの新着メッセージのチェック時にINBOXのみ更新するオプションを追加しました。
- 各アカウントで個別に送信待ちフォルダを設定できるようにしました。
- 不完全なPOP3セッションの後メッセージが重複して受信されないようにしました。
- ダイアログを親ウィンドウの中央に配置するようにしました。
- 閉じたスレッドを移動、コピー、削除する際、そのスレッド以下のすべてのメッセージを処理するようにしました。
- IMAP4メールボックスをチェックするとき、新着メッセージ数を適切にカウントするようになりました。
- 日本語マニュアルを更新しました。
2.2.0rcからの変更点
- メッセージの送信待ちフォルダまたは仮想フォルダへの移動・コピーができないようにしました。
- 同梱の sylpheed.spec を修正しました。
2006/02/09 Sylpheed 2.2.0rc リリース
2.2.0rc (とその Win32 バイナリ) をリリースしました。
これはリリース候補です。致命的な問題が見つからない限りこれが2.2.0 finalになります。
変更点
- 最小化してトレイアイコンに格納する機能を修正しました。
- コマンドラインオプションのヘルプダイアログが重複して開かないようにしました。
- 外部エディタの実行に失敗した後UIが無効になったままになる問題を修正しました。
- 非標準の日本語エンコーディング 'x-sjis' に対応しました。
- Win32: 一部の言語でロケールエンコーディングの問題を修正しました。
2006/02/06 Sylpheed 2.2.0beta8 リリース
2.2.0beta8 (とその Win32 バイナリ) をリリースしました。
2.2.0 finalは現在2月14日にリリースを予定しています。リリース候補版をその前に出す予定です。
変更点
- コマンドラインオプションのヘルプをメニューに追加しました。
- 日本語マニュアルを更新しました。
- IMAP4メールボックスをチェックするとき、新着メッセージ数を適切にカウントするようになりました。
- クイックサーチエントリのキーイベント処理を修正しました。
- BSD系システムで受信ダイアログのステータス表示がおかしくなるのを修正しました。
- メッセージをごみ箱フォルダへ移動またはコピーしたとき未読フラグを解除しないようにしました。
- いくつかUIの修正を行いました。
- Win32: サポートしていない一部機能のUIを無効にしました。
- Win32: フォルダ名の最後に「表」などの(2バイト目に 0x5c ('\') を含む)特定の日本語文字があるフォルダの内容を表示できなかったバグを修正しました。
2006/02/01 Sylpheed 2.2.0beta7 Win32版バイナリの更新
Sylpheed 2.2.0beta7のWin32版バイナリを更新しました。
先日リリースしたバイナリはWindows 2000で動作しませんでした。これは、IPv6関連のAPIの扱いにWindows 2000とXPの間で非互換があるためです。当面はIPv6対応を無効にし、将来のバージョンで対応する予定です。
2006/01/31 Sylpheed 2.2.0beta7 リリース
2.2.0beta7 (とその Win32 バイナリ) をリリースしました。このバージョン以降、2.2.0の正式リリースまで基本的に feature freeze 状態に入ります。
変更点
- 閉じたスレッドを移動、コピー、削除する際、そのスレッド以下のすべてのメッセージを処理するようにしました。
- 「スレッドを読んだことにする」機能を実装しました。
- サマリビューとメッセージビューでキーパッドのキーも認識するようにしました。
- アドレス帳のウィンドウサイズを記憶するようにしました。
- PGPパスフレーズをgpgに渡す前にロケールエンコーディングに変換するようにしました。
- アラビア語のエンコーディングへの対応を追加しました。
- ステータスバーの文字列を前の方で切らないようにしました。
- 「送信時に自動整形する」オプションを廃止しました。
- パスフレーズダイアログが表示された後誤ってドラッグ開始状態になっていた不具合を修正しました。
- IMAP4フォルダで返信時のアカウントの自動選択が無効になっていたバグを修正しました。
- Win32: IPv6に対応しました。
- Win32: 多重起動時にウィンドウを正しく前面に出すようになりました。
- Win32: ルーマニア語ロケールでファイル選択ダイアログを開くときにクラッシュしていたのを修正しました。
2006/01/25 Sylpheed 2.2.0beta6 リリース
2.2.0beta6 (とその Win32 バイナリ) をリリースしました。
変更点
- 終了時にIMAP4のメッセージのキャッシュをすべてクリアする機能を実装しました。
- IMAP4フォルダのキャッシュファイルが移動時や削除時に正しく削除されるようにしました。
- IMAP4アカウントの一時的に入力したパスワードを終了時まで記憶するようにしました。
- 「ファイル/署名を挿入」では現在のカーソル位置に署名を挿入するようにし、「ファイル/署名を追加」で以前の動作を行うようにしました。
- 一部のダイアログを親ウィンドウの中央に配置するようにしました。
- ごみ箱にメッセージが存在しない場合はごみ箱を空にする際に確認ダイアログを表示しないようにしました。
- 再帰検索ではごみ箱を除外するようにしました。
- --compose または --attach コマンドラインオプションにロケールエンコーディング文字列を渡せるようにしました。
- いくつかの細かいバグを修正しました。
2006/01/20 Sylpheed 2.2.0beta5 リリース
2.2.0beta5 (とその Win32 バイナリ) をリリースしました。
変更点
- クイックサーチを実装しました。
- メッセージの状態のフィルタ条件として「未読」、「マーク付き」、「カラーラベル付き」、「添付ファイル付き」を追加しました。
- エクスポート・インポートダイアログのウィンドウの処理を修正しました。
- いくつかの細かいバグを修正しました。
2006/01/13 Sylpheed 2.2.0beta4 リリース
2.2.0beta4 (とその Win32 バイナリ) をリリースしました。
変更点
- Unix: トレイアイコンのポップアップメニューを実装しました。
- Unix: トレイアイコンのクリックでメインウィンドウの表示を切り替えられるようにしました。
- Unix: トレイアイコンの表示状態を設定可能にしました。
- 検索フォルダでのフォルダビューのコンテキストメニューを修正しました。
- IMAP4 またはニュースのメールボックス中に検索フォルダが存在した場合に新着メッセージのチェックが停止していたバグを修正しました。
- IMAP4 またはニュースフォルダ以下の検索フォルダの名称変更を修正しました。
- スレッド表示を無効にしていた場合にメモリリークが起こっていたのを修正しました。
2006/01/11 Sylpheed 2.2.0beta3 リリース
2.2.0beta3 (とその Win32 バイナリ) をリリースしました。
変更点
- 検索フォルダの結果をキャッシュし、2回目以降の検索を高速化しました。
- 検索フォルダのプロパティダイアログを実装しました。
- 誤選択を防ぐため、「削除」メニューの位置を変更しました。
- 'www.' で始まる URI に HTTP スキームを追加するようにしました。
- 一部の末尾の記号を URI に含むようにしました。
- IMAP4 またはニュースフォルダ以下の検索フォルダを削除できないバグを修正しました。
2005/12/26 Sylpheed 2.2.0beta2 リリース
2.2.0beta2 (とその Win32 バイナリ) をリリースしました。
変更点
- 添付ファイル付きのメッセージの転送を修正しました。
- コンテキストメニューからフォルダを削除するとき、現在選択中のフォルダではなく以前選択されていた行がビューから削除されてしまっていたバグを修正しました。
- Win32: ファイル名に使用できない文字を含む件名のメッセージを添付できなかったバグを修正しました。
- Windows-1252 を表示エンコーディングに追加しました。
- 不完全なPOP3セッションの後メッセージが重複して受信されないようにしました。
2005/12/22 Sylpheed 2.2.0beta1 リリース
2.2.0beta1 (とその Win32 バイナリ) をリリースしました。
2.2.0正式版は2006年1月〜2月頃にリリースする予定です。
変更点
- 検索機能の大幅な改良を行いました。
- クエリ検索を実装しました。
- 検索条件をフィルタルールと同じユーザインタフェースで指定できるようにしました。
- サブフォルダも検索できるようになりました。
- 検索フォルダ(仮想フォルダ)を実装しました。
- ウィンドウの最大化状態を記憶するようにしました。
- 「差出人が自分の場合は '差出人' カラムに宛先を表示する」オプションですべてのアカウントを調べるようにしました。
- メッセージ作成の行整形で列挙行を結合しないようにしました。
- 非標準の韓国語エンコーディング 'ks_c_5601-1987' に対応しました。
- GTK+ 2.8 使用時にファイル選択ダイアログで初期ディレクトリが正しく選択されていなかったバグを修正しました。
- その他バグ修正。
2005/12/14 Sylpheed 2.1.9 (開発版) / Win32 版β(2.1.9-win32-beta11) リリース
2.1.9 と 2.1.9-win32-beta11 をリリースしました。
変更点
- IMAP4アカウントの新着メッセージのチェック時にINBOXのみ更新するオプションを追加しました。
- 各アカウントで個別に送信待ちフォルダを設定できるようにしました。
- ローカルの振り分け時に進捗を表示するようにしました。
- フォルダビューのコンテキストメニューに「サマリを更新」を追加しました。
- IMAP4フォルダへのメッセージの追加を最適化しました。
- 「全員に返信」をニュースグループの投稿でも動作するようにしました。
- アドレス帳でアドレスグループ中のアドレスを編集したときにクラッシュするバグを修正しました。
- ニュースグループの購読ダイアログで更新を行った場合、購読していたニュースグループが削除されてしまうバグを修正しました。
- 一部の環境でコンパイルに失敗する問題を修正しました。
- Win32: X-Faceの表示に対応しました。
- Win32: GnuPGのパスフレーズを入力した際にアプリケーションがブロックするバグを修正しました。
2005/12/05 Sylpheed Windows 版βリリース (beta10)
2.1.8-win32-beta10をリリースしました。
変更点
- ローカルの振り分け時に進捗を表示するようにしました。
- フォルダビューのコンテキストメニューに「サマリを更新」を追加しました。
- IMAP4フォルダへのメッセージの追加を最適化しました。
- 「全員に返信」をニュースグループの投稿でも動作するようにしました。
- アドレスグループ中のアドレスを編集したときにクラッシュするバグを修正しました。
- GnuPGのパスフレーズを入力した際にアプリケーションがブロックするバグを修正しました。
2005/11/30 Sylpheed 2.1.8 (開発版) / Win32 版β(2.1.8-win32-beta9) リリース
変更点
- 全般の設定ダイアログを再構成しました。
- SMTP、POP3セッション時のメモリ消費量を大幅に削減しました。
- メッセージ作成ウィンドウの位置を記憶するようにしました。また、ウィンドウが重ならないように自動的に配置するようにしました。
- 振り分けられた送信済みメッセージは送信控フォルダに保存しないようにしました。
- 添付されたテキストファイルを保存するとき、環境に応じて改行コードを正規化するようにしました。
- テキストファイルをメッセージ作成ウィンドウに挿入するとき文字コードの変換に失敗することがあるバグを修正しました。
2005/11/18 Sylpheed 2.1.7 (開発版) / Win32 版β(2.1.7-win32-beta8) リリース
変更点
- スペルチェック機能を実装しました(GtkSpellが必要)。
- ファイルをメッセージ作成ウィンドウ全体にドロップできるようになりました。
- ドラッグ&ドロップによるファイルの挿入を無効にしました。
- GnuPGが使用不可の場合はPGPインタフェースを無効にしました。
- 不正なUTF-8文字列がログウィンドウに出力された場合プログラムが強制終了するバグを修正しました。
- サマリとメッセージビュー間のペインを見やすくしました。
- 購読確認リクエスト等に対してはメーリングリストに返信を無効にしました。
- ニュースグループの区切りが壊れるバグを修正しました。
- マーク、未読、カラーラベルフラグでサマリがソートされている状態でそれらのフラグが変更された場合、選択状態が壊れるバグを修正しました。
- 引用部の色の設定ダイアログをウィンドウのクローズボタンで閉じた場合クラッシュするバグを修正しました。
- フォルダのサイズが2GBを超えた場合に誤った値を表示していたバグを修正しました。
- Win32: メッセージをフォルダに追加した直後にそのフォルダを開いた場合、サマリが正しく更新されない場合があるバグを修正しました。
- Win32: 数値のロケール環境変数("LANG=1041" 等)が設定されている場合メッセージ文字列が翻訳されなかった問題を修正しました。
- Win32: PGP署名・暗号化に対応しました。
- Win32: アカウント設定・フィルタ設定ダイアログのウィンドウフォーカスの問題を修正しました。
- Win32: 実行可能ファイルの検出方法を修正しました。
- Win32: 起動時のディレクトリを常に実行ファイルの場所と同じディレクトリに設定するようにしました(他のアプリによって起動した場合メッセージが翻訳されない問題を修正)。
- Win32: Sylpheedをmailto:プロトコルのハンドラとして登録するためのregファイルを同梱しました。
2005/11/15 Sylpheed Windows 版βリリース (beta7)
2.1.6-win32-beta7をリリースしました。
変更点
- メッセージをフォルダに追加した直後にそのフォルダを開いた場合、サマリが正しく更新されない場合があるバグを修正しました。
- フォルダのサイズが2GBを超えた場合に誤った値を表示していたバグを修正しました。
- サマリビューとメッセージビューの間にセパレータを追加し、ペインのリサイズを行いやすくしました。
- 実行可能ファイルの検出方法を修正しました。
2005/11/11 Sylpheed Windows 版βリリース (beta6)
2.1.6-win32-beta6をリリースしました。
変更点
- 数値のロケール環境変数("LANG=1041" 等)が設定されている場合メッセージ文字列が翻訳されなかった問題を修正しました。
- PGP署名・暗号化に対応しました(使用するにはGnuPGがインストールされている必要があります)。
- アカウント設定・フィルタ設定ダイアログのウィンドウフォーカスの問題を修正しました。
- ファイルをメッセージ作成ウィンドウ全体にドロップできるようになりました。
2005/11/08 Sylpheed Windows 版βリリース (beta5)
2.1.6-win32-beta5をリリースしました。
変更点
- Win32では不要なオプションを非表示にしました。
- 外部エディタ使用時にクラッシュする可能性のあるバグを修正しました。
- その他の変更点は2.1.6に準拠。
2005/11/08 Sylpheed 2.1.6 (開発版) リリース
安定版同様セキュリティホールを修正しているため、アップグレードを推奨します。
変更点
- 作成中のメッセージの草稿への自動保存を実装しました。
- 既定のエンコーディングの設定を追加しました。
- コマンドラインオプション '--exit' を追加しました。
- 迷惑メール学習コマンドのプリセットメニューを追加しました。bogofilterとbsfilterが選択可能です。
- 振り分けた迷惑メールを既読にするオプションを追加しました。
- [SECURITY] LDIFファイルのインポートにおけるバッファオーバーフローを修正しました。
- Win32: 外部エディタ機能を実装しました。
- Win32: 迷惑メールのフィルタリングが動作するようになりました。
- Win32: 既定の迷惑メール学習コマンドをbsfilterに変更しました。
- Win32: win32では意味のないオプションを非表示にしました。
- Win32: プログラムアイコンを追加しました。
- Win32: いくつかのバグ修正を行いました。
2005/11/08 Sylpheed 2.0.4 (安定版) ・ 1.0.6 (旧安定版) リリース
セキュリティホールが発見されたため、修正したバージョンをリリースしました。全てのユーザにアップグレードを推奨します。
アドレス帳のLDIFファイルをインポートするルーチンにバッファオーバーフローを起こすバグが存在しました。このバグは0.6.4以降の全てのバージョンに存在します。LDIFのインポート機能を使用しない場合は影響しません。
変更点 (2.0.4)
- [SECURITY] LDIFファイルのインポートにおけるバッファオーバーフローを修正しました。
- GTK+ 2.8でドラッグ&ドロップが動作しなかった問題を修正しました。
変更点 (1.0.6)
- [SECURITY] LDIFファイルのインポートにおけるバッファオーバーフローを修正しました。
- ビューをイメージビューからテキストビューに変更したときにクラッシュするバグを修正しました。
- LDAPのバインドパスワードエントリを非表示にしました。
2005/11/04 Sylpheed Windows 版βリリース (beta4)
2.1.5-win32-beta4をリリースしました。
変更点
- 子プロセスの終了ステータスが取得できない問題を修正しました。これにより、迷惑メールの自動判定が動作するようになりました。
- 実行ファイルにアイコンを追加しました。
- ダイアログを閉じた後別のアプリケーションのウィンドウが前面に出てしまうことがあったのを修正しました。
- 外部エディタ機能を実装しました。
- 既定の迷惑メールコマンドをbsfilterに変更しました。
2005/10/31 Sylpheed Windows 版βリリース (beta3)
2.1.5-win32-beta3をリリースしました。
変更点
- TCPソケットを使用してリモートコマンド(既に起動しているプロセスを別プロセスから操作する機能)を実装しました。
- Explorerからのファイルのドラッグ&ドロップに対応しました。
- 印刷コマンドが指定されていない場合は、印刷するときにテキストファイルの既定の印刷コマンドを使用するようにしました。
- 入力ダイアログがまれにタスクバーに残ってしまう問題を修正しました。
- --configdir オプションで非ASCII文字を含むパスを指定できるようにしました。
- ファイルを添付するときに適切なMIMEタイプを設定するようにしました。
- メッセージ作成ウィンドウのアカウント選択メニューの初期サイズが正しくなかったのを修正しました。
- MIMEビュー上のテキストビューをクリックすると末尾にジャンプしてしまうことがあったのを修正しました。
2005/10/29 Sylpheed 2.1.5 (開発版) リリース
変更点
- 設定ファイルを格納するディレクトリを指定するコマンドラインオプション(--configdir dirname)を追加しました。
- 印刷したメッセージに出力されるヘッダをメッセージビューに同期させるようにしました。
- 印刷時に入力ダイアログではなく確認ダイアログを表示するようにしました。
- Reply-Toが指定されているMLの投稿に返信する場合は、両方のアドレスをセットするようにしました。
- 迷惑メールを振り分けた際にサーバから削除するオプションを追加しました。
- ロケール名 'zh_TW.Big5' を 'zh_TW' に変更しました。
- GTK+ 2.8でドラッグ&ドロップが動作しなかった問題を修正しました。
- mime.typesのサンプルをソースパッケージに同梱しました。
- Win32: TCPソケットを使用してリモートコマンドを実装しました。
- Win32: Explorerからのファイルのドラッグ&ドロップに対応しました。
- Win32: 印刷コマンドが指定されていない場合は、印刷するときにテキストファイルの既定の印刷コマンドを使用するようにしました。
- Win32: いくつかのバグを修正しました。
2005/10/20 Sylpheed Windows 版βリリース (beta2)
2.1.4-win32-beta2をリリースしました。
変更点
- 設定ファイルを格納するディレクトリを指定するコマンドラインオプション(--configdir dirname)を追加しました。
- ヘルプメニューからマニュアルを開けなかったのを修正しました。
- メッセージビューをスクロールさせた後ビューをクリックしてフォーカスを移すと先頭に戻ってしまう問題を修正しました。
- ファイルのパスに空白が含まれるときにフィルタからのコマンドの実行に失敗するバグを修正しました。
2005/10/19 Sylpheed Windows 版βリリース (beta1)
Windows版のβバイナリをリリースしました。
現在の Win32 版はオリジナルのツリーから分離したものではなく、単一のコードベースから Win32 版と Unix 版のバイナリを生成できます。
設定ファイルやメッセージのデータは Unix 版と完全に互換性があるので(ファイルのパス情報等は除く)、相互にデータを移行することができます。
また、以前の GTK1 ベースの sylpheed-win32 とは異なり、 GTK2 ベースとなった現在の Win32 版は安定性、実行速度、 Windows 環境との親和性などが大きく向上しています。現時点(2.1.4)で基本的な機能については Unix 版とほぼ同等の完成度に達しています。
最終的に Win32 版は Unix 版と同等の機能が実装される予定ですが、現在は一部の機能(外部エディタ、アクション、PGPなど)が未実装となっています。
変更点
- URLを開くときに既定のブラウザを使用するようにしました。
- 実行可能ファイルの起動ができないようにしました。
- 日本語環境でUIのフォントに適切なものが選択されるようにしました。
2005/10/19 Sylpheed 2.1.4 (開発版) ・ 2.0.3 (安定版) リリース
Sylpheed 2.1.4 (開発版)をリリースしました。
このバージョンから、Windows版バイナリも同時にリリースしていく予定です。
2.1.3からの変更点
- バグ修正
- IMAP4の応答に含まれるリテラルデータを処理できるようにパーサを修正しました。
- Dateヘッダが異常な時刻の場合受信時にクラッシュするバグを修正しました。
- トレイアイコンを閉じた場合にSylpheedが終了しないようにしました。
- Win32
- フォルダの移動と名称変更ができなかった問題を修正しました。
- ルートディレクトリの書き込み権限をもたないユーザの場合一時ファイルの作成に失敗する問題を修正しました。
- ドラッグ&ドロップの動作がデフォルトで移動になるようにしました。
- 機能追加・仕様変更
- 新規メールボックスを作成するときに複数の階層をもつディレクトリを指定できるようになりました。
- エラーメッセージをログウィンドウとログファイルに出力するようにしました。
- コンテキストメニューの「振り分けルールを作成」メニューが復活しました。
- トップフォルダのプロパティの表示ができるようになりました。
- 日本語の環境依存文字の対応を強化しました。
- Win32
- SSL/TLSv1に対応しました。
- コンソールウィンドウを非表示にしました。
- 設定ファイルの場所に環境変数APPDATAを使用するようにしました。
- URLを開くときに既定のブラウザを使用するようにしました。
- 添付ファイルを開くときにシステムの設定を使用するようにしました。
- 実行可能ファイルの起動ができないようにしました。
- 二重起動を防止するようにしました。
Sylpheed 2.0.3 (安定版)をリリースしました。
2.0.2からの変更点
- IMAP4の応答に含まれるリテラルデータを処理できるようにパーサを修正しました。
- Dateヘッダが異常な時刻の場合受信時にクラッシュするバグを修正しました。
2005/10/14 Win32 版のテスト用バイナリを更新 (alpha7)
Win32 版のテスト用バイナリを更新しました。
特に大きな問題がなければ、次のリリースでは beta1 になる予定です。
変更点
- 添付ファイルを開くときにシステムの関連付けを使用するようにしました。
- 実行ファイルを開くときは警告するようにしました。
- 日本語の環境依存文字の対応を強化しました(森山さん thanks)。
- 二重起動を防止するようにしました。
- 不要なファイルを削除し、アーカイブファイルのサイズを削減しました。
2005/10/11 Win32 版のテスト用バイナリを更新 (alpha6)
Win32 版のテスト用バイナリを更新しました。
変更点
- GLib, GTK+ をそれぞれ 2.6.6, 2.6.10 に更新しました。
- libiconv を libiconv-1.10-ja パッチを当てたものに置き換え、機種依存文字等を表示できるようにしました(森山さん thanks)。
- IMAP4 のパーサを修正しました。
- Date ヘッダが異常な時間の場合受信時にクラッシュを起こすバグを修正しました。
- ドラッグ&ドロップのアクションがデフォルトで移動になるように修正しました。
- コンソールウィンドウを表示しないようにしました。
- エラーメッセージをログウィンドウとログファイルに出力するようにしました。
2005/10/06 Win32 版のテスト用バイナリを更新 (alpha5)
Win32 版のテスト用バイナリを更新しました。
変更点
- OpenSSL がシステムにインストールされていなくても動作するようにしました。
- 外部コマンドが実行できない問題を再度修正しました。
- 設定ファイルを %APPDATA%\Sylpheed 以下に置くようにしました。
2005/10/05 Win32 版のテスト用バイナリを更新 (alpha4)
Win32 版のテスト用バイナリを更新しました。
変更点
- SSL/TLSv1 に対応しました。
- Web ブラウザの実行などで外部コマンドが実行できない問題を修正しました。
2005/10/04 Win32 版のテスト用バイナリを更新 (alpha3)
Win32 版のテスト用バイナリを更新しました。
変更点
- 日本語環境ではデフォルトのフォントが MS Gothic 12 になるようにしました。
- 新規メールボックスを作成するときに複数の階層をもつディレクトリを指定できるようにしました。
- フォルダのリネームや移動ができなかった問題を修正しました。
- 実行ファイルのパスに ASCII 以外の文字が含まれているとメッセージが翻訳されなかった問題を修正しました。
- ルートディレクトリに書き込み権限がないユーザの場合一時ファイルの作成に失敗する問題を修正しました。
2005/09/30 Win32 版のテスト用バイナリ公開
Win32 版のテスト用バイナリを公開しました。
GTK+ ライブラリなどの必要なファイルはすべて同梱されていますので、展開してそのまま実行できます。ただし、現時点ではあくまでテスト用なので注意して利用してください。
起動する前に同梱の README-win32-ja.txt は必ず読んでおいてください。
2005/09/29 Sylpheed 2.1.3 (開発版) ・ 2.0.2 (安定版) リリース
Sylpheed 2.1.3 (開発版)をリリースしました。
2.1.2からの変更点
- すべての添付ファイルを一度に保存する機能を追加しました。
- ニュースグループの購読ダイアログをGtkTreeViewで実装し直しました。
- S/MIME署名(PKCS#7)の検証を行うようになりました。
- HTMLメッセージの文字実体参照の対応を強化しました。
- メッセージ作成ウィンドウのタイトルバーに件名を表示するようにしました。
- フォルダビューの垂直スクロールバーの表示状態を自動的に切り替えるようにしました。
- フォルダビューのメッセージ数カラムの表示が切り替えられるようになりました(標準ではオフ)。
- サマリビューのスレッド表示の状態を切り替えたときに選択されている行を保持するようにしました。
- キー操作で選択行がサマリビューの端にきたときは選択行を中央に配置するようにしました。
- 草稿に保存するときは文字コード変換エラーや行長の警告を表示しないようにしました。
- 一部コードを整理しました。
Sylpheed 2.0.2 (安定版)をリリースしました。
2.0.1からの変更点
- 日本語の文字コードの自動判別がUTF-8エンコーディングに対応しました。
- IMAP4で一度にコピーするメッセージの数を制限し、タイムアウトのエラーを回避するようにしました。
- 長時間かかるIMAP4の処理を実行する際、その進捗をステータスバーに表示するようにしました。また、UIも定期的に更新するようにしました。
- サマリビューのスレッド表示の状態を切り替えたときに選択されている行を保持するようにしました。
- 草稿に保存するときは文字コード変換エラーや行長の警告を表示しないようにしました。
- アドレス帳のフォルダツリーのエキスパンダが動作しないバグを修正しました。
- PGP署名を行った際にmessage/rfc822の添付ファイルが壊れるバグを修正しました。
2005/09/15 Sylpheed 2.1.2 (開発版) リリース
Sylpheed 2.1.2 (開発版)をリリースしました。
このバージョンから、Sylpheedのコア部分をライブラリ(LibSylph)として分離し、そのライセンスをGNU LGPLに変更しました。ただし、2.1.2ではまだライブラリは単独でインストールされません。
2.1.1からの変更点
- コア部分をライブラリと(LibSylph)して分離し、そのライセンスをLGPLに変更しました。
- サマリをスレッドの日付(スレッド中の最新メッセージの時刻)でソートする機能を実装しました。
- 長時間かかるIMAP4の処理を実行する際、その進捗をステータスバーに表示するようにしました。また、UIも定期的に更新するようにしました。
- IMAP4で一度にコピーするメッセージの数を制限し、タイムアウトのエラーを回避するようにしました。
- GPGとSSLがコンパイル時に無効にされている場合でもそれぞれの設定を保存するようにしました。
- 日本語の文字コードの自動判別がUTF-8エンコーディングに対応しました。
- テキスト表示を若干調整しました。
- トレイアイコンの初期の実装を追加しました。
- アドレス文字列を送信前に正規化するようにしました。
- アドレス帳のいくつかの問題を修正しました。
- PGP署名を行った際にmessage/rfc822の添付ファイルが壊れるバグを修正しました。
- Win32: オープンしたソケットを正しくクローズしていなかったバグを修正しました。
2005/08/26 Sylpheed 2.0.1 (安定版) リリース
Sylpheed 2.0.1 (安定版)をリリースしました。
安定版では基本的にバグ修正とセキュリティの修正、そして影響範囲の少ない仕様変更のみを行います。
2.0.0からの変更点
- サマリを件名や差出人などでソートした場合に、日付でも比較を行うようにした。
- フォルダツリーをダブルクリックで開閉できるようにした。
- localedir, manualdir, faqdirをconfigure時にユーザが設定できるようにした。
- GTK+ 2.6.9使用時にアドレス帳でControlキーによるアドレスの複数選択ができなかったバグを修正。
2005/08/22 Sylpheed 2.1.1 (開発版) リリース
Sylpheed 2.1.1 (開発版)をリリースしました。
2.1.0からの変更点
- Win32プラットフォームでIMAP4が動作するように修正。
- サマリのソート時に日付での比較にフォールバックするようにした。
- localedir, manualdir, faqdirをconfigure時にユーザが設定できるようにした。
- GTK+ 2.6.9でアドレス帳のControlキーによる複数選択ができなかったバグを修正。
2005/08/10 Sylpheed 2.1.0 (開発版) リリース
Sylpheed 2.1.0 (開発版)をリリースしました。
2.1 は 2.2 (次期安定版)に向けての開発版という位置付けになります。
このバージョンから、Win32プラットフォーム(MinGW)のサポートを開始しました。 Win32版のビルドには最新版のMinGW, MSYS, GTK+ 2.6の開発用ライブラリが必要です。また、ネットワーク周りを正常に動作させるためにGLibにパッチを当てる必要があります。
Windows 2000 SP4、 Windows XP SP2において動作を確認しています。Windows 95/98/98SE/Meについては今のところサポート予定はありません。また、現在Win32版はUnix版に比べて一部機能に制限があります(外部エディタが使えない、アクション機能が使えないなど)。
2.0.0からの変更点
- Win32プラットフォーム(MinGW)に対応。
- 多くのポータビリティの改善を行った。
2005/08/03 ドキュメントページの追加
ドキュメントのページを追加しました。
Sylpheed本体に同梱されているマニュアル、FAQと、別サイトで公開されているマニュアルへのリンクを追加しました。
2005/07/29 Sylpheed 2.0.0 リリース
GTK2ベースの安定版、 Sylpheed 2.0.0 をリリースしました。
2.0.0rcからの変更点は、ドキュメントとメッセージカタログの更新のみです。
2.0 では GUI ツールキットを GTK2 に移行しました。外観がより美しくなり、多言語表示にも対応しました。ユーザビリティも向上しています。
1.0からの変更点
- 新機能
- 迷惑メール対策機能が追加されました。
- 送信したメッセージにフィルタルールを適用できるようになりました。
- 新着メッセージが到着したときに任意のコマンドを実行できるようになりました。
- フォルダの移動ができるようになりました。
- 表示
- フォントのアンチエイリアス表示ができるようになりました。
- アイコンをアルファブレンディング(半透明)を利用して表示できるようになりました。
- 添付画像をインライン表示できるようになりました。
- サマリビュー(メッセージ一覧)で行の色を2色で交互に表示するようになりました。
- アイコンやロゴが新しくなりました。
- ウィンドウアイコンを表示するようにしました。
- ユーザインタフェース
- ファイル選択ダイアログが改良されました。
- URLのリンクをシングルクリックで開けるようになりました。
- メッセージビューで右クリックメニューが使用できるようになりました。
- ボタンの配置などをGNOME HIGに準拠しました。
- フォルダビューへのドラッグ&ドロップ時に自動スクロールするようになりました。
- サマリビューのカラムの順番をドラッグ&ドロップで変更できるようになりました。
- 内部の変更
- GUIツールキットをGTK1.2からGTK2に移行しました。
- 内部エンコーディングがlocaleに関わらずUTF-8を使用するようになり、多言語表示ができるようになりました。
- その他の改良点
- エディタの自動整形機能が禁則処理に対応しました。
- スレッド表示のアルゴリズムが改良されました。
- SMTP AUTHでPLAIN認証に対応しました。
- サマリキャッシュの読み書きが最適化されました。
- PGPで暗号化されたメッセージに返信するときはデフォルトで暗号化を有効にするようになりました。
- 添付ファイルのサイズ表示がより正確になりました。
- エンコーディングが不正なヘッダ文字列の扱いを改良しました。