Sylpheedのアドレス帳では、アドレスの情報を「人物(パーソン)」という単位で管理します。1つの人物に対して複数のアドレスを登録することができます。
アドレス帳は、メニューの「ツール>アドレス帳」、ツールバーの「アドレス」ボタンなどによって起動できます。
アドレス帳を開いた後、アドレスを登録したいフォルダを「共有アドレス」や 「個人用アドレス」などが書かれたリストの中から選択します。 その後、
また登録されたアドレスを選択後、
同じく登録されたアドレスを選択後、
右側のリストのカラムタイトルをクリックすると、その項目でリストの並べ替えを行うことができます。
「検索:」入力欄に文字列を入力してEnterを押すと、名前、アドレス、備考で絞り込み検索が行えます。
フォルダ間で情報の移動を行うには、右側のリストで対象を1つまたは複数選択し、左の移動先のフォルダにドラッグ&ドロップします。コピーする場合は Ctrl キーを押しながらドロップしてください。
もしくは、メニューの「編集」もしくはコンテキストメニューより「コピー」を選択します。その後、コピー先のフォルダを選択し、メニューもしくはコンテキストメニューより「ペースト」を選択することで、情報をコピーすることができます。
グループはあらかじめ登録された複数のアドレスを入れることのできる特殊なフォルダです。 フォルダの中にフォルダやグループを作成することは可能ですが、グループの中にフォルダやグループを作成することはできません。
メッセージの作成画面で、
複数選択してボタンを押して同時にたくさん追加することも可能ですし、 一度アドレスを入力した後、また別のアドレスを選択してボタンを押せば 前に追加したアドレスの次に選択したアドレスが追加されます。
SylpheedはCSVとLDIF形式のテキストファイルのアドレス帳をインポートすることができます。
ファイルの文字コードはロケールエンコーディングまたはUTF-8のものが取り込めます。
また、 Windows では初回起動時に Windows アドレス帳(WAB)形式のアドレス帳が自動的に取り込まれます。
アドレス帳をCSV形式でエクスポートすることで、アドレス帳を別のPCに移行したり、他のユーザと共有することができます。
ファイルの文字コードはUTF-8となります。
なお、フォルダの階層構造はエクスポートされず、サブフォルダ内のアドレスもすべてフラットに出力されます。 1つの人物に複数のアドレスが存在する場合は、アドレスごとに個別のデータとして出力されます。
「自動登録アドレス」アドレス帳には、アドレス帳に登録されていない宛先のメールアドレスが自動的に登録されます。これは「全般の設定」の「送信>一般>宛先のアドレスをアドレス帳に自動登録する」で設定できます。