詳細はChangeLogを参照してください。
2.0.0rc
- IMAP4rev1 の文字コード変換で、'+'
を含むフォルダ名を正しく扱えなかったのを修正。
- ソートが有効になっている状態で、メッセージを移動または削除した後正しい行を選択するようにした。
- メッセージ作成時の行整形で、ファイルパス等を保護するために '/'
(スラッシュ)の後で改行しないように修正。
- テキストファイルをメッセージ作成ウィンドウにドロップした際に重複して挿入されてしまっていたのを修正。
- 草稿フォルダでキャッシュの不整合が発生する場合があったのを修正。
- 一時ファイルを起動時にも削除するようにした。
2.0.0beta6
- 新しいアプリケーションアイコンを追加し、それをデフォルトのウィンドウアイコンとして使用するようにした。
- サマリビューでスクロールするときにマージンを追加。
- フォルダ選択ダイアログで各フォルダ毎に新着・未読情報を表示するようにした。
- 添付ファイルサイズの表示をより正確にした。
- フォルダを移動した後フィルタルールを更新するようにした。
- いくつかの警告ダイアログを修正。
- メッセージ作成時の行整形で、メールアドレス等を保護するために
'-' (ハイフン)の後で改行しないように修正。
- メッセージ作成ウィンドウで UTF-8 のテキストファイルを正常に挿入できるようにした。
- 返信時に、不正なヘッダ文字列の代替エンコーディングとして Content-Type の charset を使用するようにした。
- 再編集時または外部エディタによる編集後にアカウントの選択によって署名を正しく切り替えられなかった問題を修正。
- Content-Type が text/* でない添付ファイルを正規化解除しないようにした。
- テキストビューの URI パーサを修正。
- 送信待ちフォルダでキャッシュの不整合が発生する場合があったのを修正。
2.0.0beta5
- ダイアログのボタンの配置を GNOME
ヒューマンインタフェースガイドラインに準拠するようにした
(「全般の設定/インタフェース/ボタンの配置をGNOME
HIGに準拠」で設定可能)。
- 既に開いている草稿または送信待ちのメッセージを再編集しようとした場合、存在するウィンドウを前面に出すようにした。
- ツールバーと特別フォルダのアイコンを GNOME
アイコンテーマをベースにした新しい png 画像で置き換えた。
- about ダイアログの Sylpheed のロゴを新しいものに置き換えた。
- vCard または JPilot のファイル選択ダイアログを Escape
キーでキャンセルした場合にクラッシュするのを修正。
2.0.0beta4
- 同一メールボックス内でフォルダを移動する機能を実装。
- IMAP4フォルダ上での手動振り分けによるフラグの変更がIMAP4サーバに反映されるようにした。
- ロケールエンコーディングがUTF-8でなく、環境変数
G_FILENAME_ENCODING
が指定されていない場合は初回起動時に警告を表示するようにした。
- メッセージ送信時に行長制限(998バイト)を超える場合は警告を表示するようにした。
- その他小さなバグ修正。
2.0.0beta3
- サマリキャッシュの整合性の厳密なチェックをデフォルトで無効にし、サマリ表示の性能を向上。
- サマリビューのカラムの順番ををドラッグアンドドロップで変更できるようにした。
- 新着メッセージが到着したときにコマンドを実行するオプションを追加。
- 「新規メッセージを作成」、「アドレス帳に追加」、「Webブラウザで開く」をテキストビューのコンテキストメニューに追加。
- 暗号化されたメッセージに返信するときはデフォルトで暗号化を有効にするようにした。
- GPGMEとOpenSSLのサポートをデフォルトで有効にするようにした。
- メッセージのヘッダにnull文字が含まれている場合にIMAP4の応答の解析に失敗するバグを修正。
- 「添付」タブが選択されている場合でも返信時に選択されたテキストを使用するようにした。
- 引用部の色の設定ダイアログを正しく動作するようにした。
2.0.0beta2
- 迷惑メールフィルタの設定を全般の設定に統合し、「ツール/迷惑メールを振り分け」メニューを追加。
- フラグ検索の動作を修正。
- カラーラベルの変更が保存されないバグを修正。
- メッセージ作成ウィンドウの「署名を挿入」を、現在の署名を置換、または末尾に追加するように変更。
- ロケールによっては(トルコ語等) MIME
ヘッダを正しく解析できていなかったバグを修正。
- サマリがソートされた状態でメッセージを移動または削除した場合にクラッシュする可能性があったのを修正。
- 特定の条件で未読メッセージ数の表示がおかしくなるのを修正。
- フォルダを開いた時のサマリのスクロール位置を修正。
- 外部コマンドによるメッセージの送信で、終了ステータスをチェックするようにした。
2.0.0beta1
- 迷惑メール対策を支援する機能を追加。
- 送信したメッセージにフィルタルールを適用するオプションを追加。
- 進捗表示ダイアログをGtkTreeViewで実装し直した。
- サマリビューの選択状態の処理を少し最適化。
- サマリビューからのドラッグアンドドロップを改良。
- ロケール文字列が「ja」で始まる場合は、常に日本語の自動判別を有効にするようにした。
- ヘブライ語のエンコーディングへの対応を追加。
- リトアニア語の翻訳を追加。
- 性能上の問題から、IMAP4アカウント作成直後のフォルダのスキャンを行わないようにした。
- 未読メッセージを探すとき、現在選択されているメッセージをスキップするようにした。
- サマリビューの先行入力検索を無効にした。
- sylpheed.specファイルを更新。
- いくつかのバグを修正。
1.9.12
- MIMEビューとメッセージ作成ウィンドウの添付リストをGtkTreeViewで実装し直した。
- メッセージビューのカーソル表示を切り替えるオプションを追加。
- サマリとメッセージの検索ダイアログに後方検索ボタンを追加。
- PGP署名と暗号化のチェックボタンをメッセージ作成ウィンドウに追加。
- サマリビュー上のメッセージを外部アプリケーションにドラッグアンドドロップできるようにした。
- サマリのキャッシュとマークの書き込みを最適化し、必要な場合のみ書き出されるようにした。
- ~/.sylpheed-2.0/tmp/ ディレクトリを終了時に空にするようにした。
- メッセージをsendmailコマンドで送信するときにエラーを検出するようにした。
- 非ASCIIの空白文字がリンク文字列の先頭に置かれていた場合でもフィッシングURLのチェックが動作するように修正。
- サマリビューのいくつかのバグを修正。
- フォルダビューのカラム幅を記憶するようにした。
- 非ASCIIファイル名の添付ファイルのドラッグアンドドロップを修正。
- ドラッグアンドドロップによるロケールエンコーディングファイル名のファイルの添付ができなかったのを修正。
- IMAP4フォルダツリーのスキャン中にタイムアウトが発生した場合にクラッシュを起こすバグを修正。
- IMAP4でSEARCHコマンドの最初の応答しか認識していなかったバグを修正。
- RFC 2368に従ってmailto URLのBccヘッダを解釈しないようにした。
1.9.11
- 複数のメッセージが選択されているときに Return, Space, Delete
キーが無視されていたバグを修正。
- コンパイルエラーを修正。
- サマリの内容が変更された後の選択状態の問題を修正。
- サマリのカラムのリサイズができなかったバグを修正。
- サマリビューの最下行のスレッドを展開した後スクロールできなくなるバグを修正。
1.9.10
- サマリビューを GtkTreeView で再実装。
- ステータスバーの更新の処理速度を向上。
- IMAP4 の自動認証で CRAM-MD5 を優先するようにした。
- メッセージビューを隠しているときは「表示/移動」で選択したメッセージを開かないようにした。
- デフォルトのメッセージフォントを Monospace 12 に変更。
- スムーズスクロール時のテキストビューの再描画の問題を修正。
- フォルダビューのバグをいくつか修正。
1.9.9
- メッセージ送信時のメモリ消費量を削減。
- ~/.gnupg が存在しないときにクラッシュしていたのを修正。
- GTK+ 2.4 でのコンパイルエラーを修正。
- フォルダビューのバグをいくつか修正。
- メッセージ作成時に Emacs の gtk-key-theme が動作していなかった問題を修正。
1.9.8
- フィルタ設定ダイアログ、アカウント編集ダイアログ、フォルダビューを
GtkTreeView で再実装。
- DnD 時の自動スクロールを実装。
- GBK エンコーディングに対応。
- SMTP AUTH の PLAIN 認証が壊れていたのを修正。
- QUIT コマンドを送った直後に接続を切断する SMTP サーバへの対処を行った。
- クリア署名したメッセージを MIME エンコードしないようにした。
- メッセージ作成ウィンドウの自動整形で箇条書きの行を壊さないように修正。
1.9.7
- 送信エンコーディングをメッセージ作成中に一時的に変更できるようにした。
- フォルダ選択ダイアログを GtkTreeView で実装し直した。
- HTML をテキストとしてレンダリングするかどうかを指定するオプションを追加。
- ファイル保存ダイアログのエキスパンダの状態を記憶するようにした。
- メッセージのスレッド生成で References: ヘッダの全てのメッセージ
ID を使用するようにした。
- 内部の文字コード変換 API を変更。
- 草稿、送信待ち、送信控のメッセージを再編集するときにクラッシュする可能性があったのを修正。
- 日本語の文字コード変換についてもエラーチェックを厳密にした。
- 空の Reply-To: ヘッダを無視するようにした。
1.9.6
- 一度に複数のファイルをメッセージ作成ウィンドウに添付できるようにした。
- ファイル選択ダイアログでそれぞれの操作ごとに最後に開いたディレクトリを記憶するようにした。
- インライン画像をウィンドウにあわせてリサイズするようにした。
- インライン画像のコンテキストメニューに「画像を保存...」を追加。
- SMTP AUTH の PLAIN 認証方式を実装。
- テキストと MIME ビューの切り替えをよりスムーズにした。
- 極端に長い行を表示するときに処理速度が大きく落ちる問題に対処。
- アカウント切り替え時の署名の置き換えが安定して行われるようにした。
- 送信時の文字コード変換のエラーチェックを厳密にした。
- MIME ビュー、メッセージビュー、自動整形、 GPG
パスフレーズダイアログのバグを修正。
1.9.5
- ascii 以外の文字を含む特定のヘッダをもつメッセージに返信したときにバッファオーバーフローが発生する可能性があったのを修正。
- MIME エンコードされていないヘッダに対して Content-Type
ヘッダの charset 値を利用するようにした。
1.9.4
- 散発的なクラッシュやエラーを引き起こしていた SSL
接続のバグを修正。
- MIME ビューのユーザインタフェースを改良し、いくつかのバグを修正。
- さまざまなダイアログを修正。
- 警告ダイアログのデザインを他の Gtk2
アプリケーションに合わせて修正(HIG 準拠はまだ)。
- ファイル選択ダイアログを GtkFileChooserDialog で置き換えた。
- ログウィンドウの行数制限を再度有効にした。
- 印刷テキストをロケールエンコーディングで出力するようにした。
- 添付テキストの行末に空白があった場合に gnupg-1.2 と 1.4 の間で
PGP 署名の互換性が失われていたのを修正。
- エンコードされていないヘッダ文字列を表示時にロケールエンコーディングと仮定するようにした。
- configure 時に GLib と GTK のバージョンをチェックするようにした。
- コードを整理。
- 小さなバグ修正。
1.9.3
- 自動整形機能を再実装。
- 国際化に完全に対応。
- 正しい禁則処理を実現。
- 「引用部を自動整形する」オプションに実際に従うようにした。
- テキストビューのコンテキストメニューに「リンクをコピー」を追加。
- 行末に空白があった場合に gnupg-1.2 と gnupg-1.4 の間で PGP
署名の互換性が失われていたのを修正。
- 非 ASCII ファイル名の添付ファイルを開けないバグを修正。
- その他小さなバグ修正。
1.9.2
- 画像のインライン表示を実装。
- ハイパーテキストの処理を改良。
- メッセージテキスト検索を再実装。
- ウィンドウのポップアップを改良。
- ファイル選択ダイアログで UTF-8 でないファイル名を処理できるように修正。
1.9.1
- 自動整形を有効にしているとき、返信時や転送時に引用した文字列が壊れるバグを修正。
- ヘルプメッセージを locale エンコーディングに変換するようにした。
- sylpheed.spec ファイルを修正。
- ドキュメントを更新。
1.9.0
- 最初の開発版リリース。
- GTK2 に移行:
- 多言語(m17n)に対応。
- キャッシュや設定ファイルを含めて、内部エンコーディングを全て UTF-8 で処理するようにした。
- フォントのアンチエイリアス表示に対応。
- フォント管理に関わる多くの問題を解決。
- 多くの点でユーザインタフェースを改善。
- gpgme-1.0 に対応。
- 暗号化用の鍵が信用されていない場合は警告を表示するようにした。
- 署名の正当性をより詳しく表示するようにした。
- ネストされたマルチパート中の署名を認識するようにした。
$Id: changelog-devel.html.ja,v 1.22 2005/07/22 08:43:15 hiro Exp $